2005年04月12日

会津三泣き

「会津三泣き」という言葉があります。
仕事の都合で初めて会津に住むことになった人など、そんな方たちに向けられる言葉です。
歓迎会の時、先住民の方から必ず、この「会津三泣き」という言葉の意味を聞かされます。

「会津三泣き」は「会津に来たら、あんた、必ず三回泣きますから」の略です。
泣き一回目:来た当初、地元の人になかなか溶け込むことができず、そのつらさに泣く。
泣き二回目:月日が経っていくにつれ、会津人の人情深さを知ることになり、感動し泣く。
泣き三回目:この地を去る時、会津人の人の良さを知ってしまったがゆえに別れのつらさから、また泣く。

泣き一回目の内容は、初めてこの地を訪れる者にとってはちょっとショッキングな内容です。
“溶け込むことができす”と断定する裏には、言い換えると“受け入れませんよ”という意味です。
悪いけんじょも来たばっかのアンタのことは認めねぇしから、の宣言ともとれるのです。
強いて違った解釈を試みるなら、ウチらちょっと変わってっから、アンタ最初はちょびっと馴染めんと思うよ。
これだって、「この人たちは何を食って、一体何をするんだろう」と不安にさせられます。

まぁ、この「会津三泣き」で言いたいのは、「自分で言っていて赤面しませんか?」の泣き二回目、三回目なのでしょう。
これを強調させたいがため、もしくは照れ隠しの意味で一回目の泣きがあるのだと思います。
そりゃそうです。「あのさ、会津の人は皆良い人で、あんまりにも良すぎて、あんた感動して泣いちゃうよ。
一回、会津に住んでしまったら、もうこの地から離れたくなくなっちゃうからね。
もし、会津から離れることなんかになったら、もう子供みたいにヤダ、ヤダってだだこねて泣き出しちゃうと思うよ」
これだけだったら、こちらは身構えてしまいます。

さて、自分の場合はどうだったかと申し上げますと、東京からこの地に流れ住んで早や10年。
10年たった今でも、一回目の泣きの途上かもしれません。
というのは、まだ残念ながら二回目の感動の泣きを経験していないからです。

かく言う私はこの会津が大好きです。この地を去る気は毛頭ありません。
ですので、泣きの三回目を味わうことはないと思ってます。でも、二回目は。
会津の方でこのブログをご覧になった方がいらっしゃれば
どなたでも結構です。早く二回目の泣きを、私に。感動するような人情とやらを私に振舞ってください。
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2005年04月13日

森の熊さん

あるぅ日(あるぅ日)、森のなか(森のなか)、熊さんに(熊さんに)、出合った(出合った)

実際に出合った人から聞いた話ですが、
とても、ラララ、ラン、ラン、ラン、ラン、ラーと歌っている場合ではないと言っていました。
そりゃそうでしょうね。
「だらしないなぁ〜、俺だったら絶対、歌い続けてやるもんね」
熊さんと出合ったことがない私だから言えることだと思います。
その場になったら絶対に無理でしょう。
呑気に歌ってた日には、ラララ、ラ・・・・・このあたりで
ギャッと叫んで絶命していると思います。

熊さんは既に冬眠から目覚めているらしいのです。(森の小鳥通信)
例年よりも3週間ほど早い熊さんのお目覚めは、
「なんだか腹へってて、寝てらんねぇよ」
昨年のエサ不足が原因とも言われています。

熊さんに襲われないようにと、子供達が大きな声で歌をうたっていたり、
鈴を付けて音を鳴らしたりするのは果たして効果があるのでしょうか。
確かに熊さんの方でも人間を警戒していると聞いてますが、
極限状態でお腹が空いていたら、果たしてどうなんでしょうか。
なんだか熊さんに居場所を教えるだけのような気がしてなりません。
もし、私が熊で、限界に近いほどお腹が空いていたら、
「腹へった、死にそ〜。なんでもいいから食いてえよぉ」
「おっ、人間の声だ。あのキンキンする声は子供だな。おぉ、メシだ、メシだ」
熊さんからすれば、そんな歌声は「さぁ、ごはんの時間よ〜。早くいらっしゃい」
としか聞こえないのではないでしょうか。
ヨダレを垂らしながら一目散に駆け寄って行くと思います。

遭遇者いわく、熊さんと出合ってしまったら歌をうたっていても構わないけれど、
何をおいても、ともかく走って逃げること。
出来れば坂道を下りながら逃げるのが一番。
熊さんは前足が短く、坂を駆け下りていくのが苦手らしい。

もし熊さんが坂道につんのめって、転んで、そのままゴロゴロ転がって、
逃げる自分を追い越してしまった場合はどうすれば?
この返事はまだ、いただいておりません。
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2005年04月14日

山菜 食えます

山菜取りの季節がやってまいります。
タラの芽の天ぷら、めちゃうまいです。待ち遠しいです。

正直言って、東京にいたころは山菜なんて目もくれませんでした。
そのころの山菜のイメージと言えば、居酒屋のお通しです。
煮しめてぐったりとした土色のワラビ、キャラブキ、フキノトウ、ゼンマイ。
「すいませ〜ん、これって口に入れちゃっても大丈夫なんでしょうか」
店員に確認したくなるほど、具合の悪そうな山菜ばかりでした。
さすがに聞きはしなかったけれど、どうせ聞けば聞いたで
「お客さん、まさか食べないでくださいね、箸なんか付けないでくださいよ。
お客様が帰られたら、そっくりそのまま後から来たお客様に
順繰り順繰りお通しとして使用しますので、物は試しとばかりに、
かじったりなんかしないでくださいね。それはマナー違反ですよ」
そんな答えが返ってきそうな代物でした。
だから、当時はこんな物に手を付けるのは田舎者
(は〜い。僕は今、立派な田舎者で〜す)だと思ってました。

こちらに来て、最初にご馳走になったのがタラの芽の天ぷらでした。
山菜と聞かされずに食べたので、本当においしかったです。
実は十何年もここに住み着いていながら、天ぷらになっていないタラの芽って、
あまり見た記憶がないのです。
タラの芽イコール私の頭の中では、ホカホカ湯気がたっているコロモ状の物なのです。
自分で取りに行かず、ご馳走になっているばかりだから、こうして無知のまんまなのです。
恥のさらしついでに、「タラの芽」は「鱈の目」と書くものだと思っていました。
それもフキノトウのように地中から芽を出してくるものだと思っていました。
「鱈の目の由来はね、地中から出てきた芽が、まるで魚の鱈の目にそっくりなんだ。
だから鱈の目って言うんだよ」勝手に思い込んでいました。
ちなみにタラの芽は、タラの木に付く芽です。決して地中からは芽を出しません。
そりゃそうです。教えられて初めて気が付くのですが、
地中からチラッと覗かせた芽を見て、鱈の目にそっくりだなんて、
そうそう分かるもんじゃありません。それにとっても不気味です。

山菜取りのベテランと一緒に山に入って
「あっ、これって鱈の目じゃないですか」
「いやこれは違うな、これは鯖の目だ」
そんな話、ある訳がないですよね。
posted by 貞吉 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月15日

大きな ぶり

会津若松市内に『百姓三人』という店があります。
改めて『百姓』と活字にするとドキッとさせられるものがありますが、
あくまでも店の名前ですし、『専業農家三人』じゃ、やっぱおかしいと思います。

とにかく評判のよろしい、人数もそこそこ入る、お薦めの居酒屋です。
私がこの店に初めて入った時のことです。
酒のつまみは何にしようか、メニューを見て選んでいました。
すると、『大きなぶり』という文字が目に入りました。
メニューに『大きな』とはこれいかに。へぇ〜珍しいなぁ、こんなメニューってあるんだ。
それぞれ好きなものを注文しようということだったので、
「すいません、大きなぶりを下さい」と注文しました。
「あいにく、今の季節はブリはおいてないんですよ」の答え。
「えっ、これですよ、ここに書いてあるこれ」メニューを指さして「ホレ、これ」
「ああ、大さなぶりですね。こちらは茄子の味噌田楽におもちが入っているものですが」
「……えっ、大なぶり?大なぶりじゃないんだ」

もし私が「ぶりはないんです」に対して素直に「あぁそうですか」で引き下がっていたら、
勘違いだったことは明かされず、「なんなのあのお客、季節外れのブリくださいだって、
それもずうずうしく大きなヤツだって」
悪態つかれて、顔を覚えられてしまったことでしょう。

『大きなぶり』と『大さなぶり』。
『さなぶり』という言葉を知らない人は絶対に見間違えると思います。
  ※ 大さなぶり(さのぼり、さなぼり)は田植えの終了後の祝い。
    『早苗振る舞い』が転じて『さなぶり』になったそうです。

確かに今まで『大きな』とか『やや小さめの』とか、手書きじゃなく
印字されたメニューは見たことがありません。
でも、知らない人は「へぇ〜会津若松ってメニューにこういう書き方をするんだ」
と思うはずです。
ましてや会津は観光地ですので、初めてこの地を訪れ、この店に入った方は、
少なからず私と同じ恥をかいていると思われます。

今度久しぶりに『百姓三人』に行って、素直に聞いてみようかなと思ってます。
「今まで、何人くらいの人がこの『大さなぶり』を『大きなぶり』ちょうだいって言いましたか?」
「えぇ、お客様。覚えてますよ。後にも先にもお客様一人だけでございます」
って言われたらどうしよう。
posted by 貞吉 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月18日

津波

地震情報(震源・震度に関する情報)
平成17年4月3日17時55分 気象庁地震火山部発表
きょう03日17時50分ころ地震がありました。
震源地は、福島県会津地方(北緯37.2度、東経139.9度)で、
震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は3.7と
推定されます。
[震度3以上が観測された地域]  震度3 福島県会津
[震度3以上が観測された市町村] 震度3 下郷町
この地震による津波の心配はありません。  情報第1号

会津が震源地の地震は過去に何回かありましたが、
テレビの地震情報のテロップに、ご丁寧にと申しましょうか、
“なお、この地震による津波の心配はありません”と必ず流れます。
「良かったぁ津波の心配はないって。一安心だね」
会津に住む人は決してそんなふうには思わないと思います。

会津若松は太平洋と日本海に挟まれた陸地のちょうど中間くらいに位置します。
もし会津に津波が押し寄せて来るということになったら、いわきや新潟はもちろん、
東日本ほぼ全域が水びたしになるはずです。
震源地に住む会津の人よりも、周囲の県に住まわれている人の方が被害は膨大です。
「会津に津波って、いうことは・・・その途中にある我が町は」大パニックになるでしょう。
海に接していない、埼玉県が震源地であっても、こういったテロップは流れるのでしょうか。
そうだとしたら、この“なお、この地震による津波の心配はありません”は
決まりごとなのでしょうか。一応、確認の意味でということなのでしょうか。

好き勝手に書いていますが、でもこのテロップが出なければ、出なかったで、
心配性の私は「津波は来るのか、来ないのかどっちなんだよぉ!はっきりしてくれよ」
すぐさま気象庁に電話をかけそうな気がします。
posted by 貞吉 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月19日

海と富士山

猪苗代湖。全国で4番目の広さを誇る湖です。
夏になれば湖水浴に訪れる人たちで賑わいます。
(他県から、わざわざ来られるほどのものではないと思います)
その湖岸の中で売店、食堂、貸しボートがあり、一番賑わうのが志田浜です。

その志田浜に親子4人の家族連れがやってきました。
一番小さな2、3歳くらいの子供がはしゃいでいます。
「わ〜ぁ、海だ、海だ」「あっ、富士山。パパ富士山が見えゆ」
「そうだね、海だね、大きいね。そうか、富士山か。新しいおウチからも見えるんだぞ」
お父さん、何故か少しお疲れ気味です。
「さあ、今度はお城でも見に行くら」
静岡支店から会津出張所へ転勤。そんな感じと見受けられました。

確かに海は湖へ、富士山は磐梯山へ、スケールは多少落ちたかもしれません。
そんなことは知らずに、はしゃぐ子供に不憫を感じたのかもしれません。
いいんですよお父さん、今は。子供が大きくなったら、正直に言えばいいじゃないですか。
「ヒロシ、ちょっと来なさい。父さんな、おまえがまだ小さい頃、猪苗代湖を海だ、
磐梯山を富士山だと言うおまえに正直に言えなかったことがある。
まず、謝らんといかん。すまん」子供だってお父さんの気持ちを察してくれると思います。

誰だって新しい土地に来れば、多少の不安は覚えます。
滞在期間が3年だか、5年だか知りませんが、大抵はそんなもの口約束です。
さぁ元気を出してください。
あなた達家族には、これから会津三泣きが待っています。
先は長いんですから、また、どこかでお会いできるかもしれませんね。
posted by 貞吉 at 09:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月22日

会津の車窓から

久しぶりに東京に行って来ました。
磐越西線で会津若松駅から郡山駅まで1時間10分ほど。
東北新幹線で郡山駅から東京駅までが1時間30分ほど。
この時間を近いと思うか、遠いと思うか、人それぞれだと思います。

行きはまだ「遊びに行くぞ」という目的があるからさほど遠いとは感じられないのですが、
帰りは「疲れた、早く家に帰りたい」という気持ちからか、遠く、長く、感じられます。
特に郡山駅から会津若松駅までの1時間10分はメチャクチャ遠くて長い。
(ちなみに郡山-会津若松間は行きも帰りも同じ距離です。当り前です)

電車の中で居眠りをして、しばらくして目が覚める。
どの辺まで来たのかな?会津若松まで後、どれくらいだろう?
腕時計はしない、携帯は持たない私は時間から現地点の推測は出来ません。
また、駅と駅の間隔が長いので、「まもなく」という車内アナウンスはそうそう流れてはきません。
外の景色を眺めては見るけれど皆目見当が付かない。
何故なら、外の景色はずーっと同じだからです。
田んぼ、畑、畑、畑と続いて、田んぼ、田んぼ、畑、そしてしばらく田んぼが続く。
(強いて言うなら、途中に雑木林が加わることもあります)
途中に大きな広告看板があるわけでもなし、大きな鉄塔や建物があるわけでもなし。
ずーっと、ずーっと、ずーっと、ずーっと、単調な景色が続くのです。
ここまで単調だと、時間の経過の感覚がなくなってきてしまいます。
景色が変わらないので、電車が進んでいるという実感さえ湧いてきません。
一生、会津若松には着かないんじゃないかとさえ思えてきます。
(着かなかったことは、幸いにもまだ一度もありませんが)

何を見るわけでもなく、ぼや〜っと外の景色を眺めている人が
「うわっ!」と驚くような、景色に刺激といいますか、インパクトが欲しいところです。
線路脇のなるべく窓からぎりぎりのラインに、特大のカカシを作ったらどうでしょう。
それも、「へのへのもへじ」の顔が窓枠全面に、迫ってくるような雰囲気で。
結構びっくりしていただけるんじゃないかと思います。
設置費用も忘れたころに出現する程度の本数で充分なので、そんなにかかりませんし。

「そんなことして、何が楽しいんですか?」と聞かれたら、少し答えに詰まってしまいますが。
posted by 貞吉 at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月23日

食べ放題 1時間勝負

今でこそ、大方のチェーン店は一通りそろったような気がしますが、
私がこの地を訪れた当時は、マクドナルドもドトールもありませんでした。
スターバックスは残念ながらいまだに出店されておりません。
(スターバックスとオートバックスを混同して、あるじゃん!って言い張る人が何人かいます)
各地方にあるチェーン店がやっと会津にも店を構えると聞くと、なんとなく嬉しいものです。

出来立てのピザ、パスタ、サラダ、デザート、ソフトドリンクが食べ放題、飲み放題。
そんなファミレスのチェーン店が会津にも店を出してくれました。確か4年ほど前です。

オープンした当時、ピザもパスタも大好きな私はすぐにかけつけました。
何分か席が空くまで待たされ、ようやく入店が許されました。
確か食事の制限時間は1時間だったと思います。
店内は非常に賑わっていて、活気があって、殺気だっていました。
「お母さん、もうお腹一杯になっちゃったよ。」
「な、何を言い出すのこの子は。まだ来たばっかりでしょう。それにバイキングなんだから、
もっと一杯食べなきゃダメよ。何しに来たと思ってるの」
「だってさっきから、ずーっと食べてたんだもん。なんか気持ち悪くなってきちゃったよぉ〜」
「ダメ!まだ25分もあるのよ。分かったんなら、ホラ、またちゃんと食べなさい。」
しくしく泣き出す子供、それでも許さない真剣な顔つきの母親。
「ほら、ジュースでもアイスでもいいから、早くしなさい。お母さんだって忙しいんだから」
とても、ほのぼのとしたファミリーレストランの雰囲気ではありませんでした。
食事を楽しみながら家族の楽しい会話、そんなものどこからも聞こえてきません。
「どこ探してんのよ、違う! ピザはあっちって言ったでしょ。……まったく」
「いいから、近くの大人の人に頼んでついでもらいなさい。早くしなさい!」

まさか毎日毎日、店内がこんなお祭り騒ぎだったとは思えませんが、
味もそこそこ良く、お客さんも結構入っていたような気がするのに、
オープンしてから僅か1年ほどで店を閉め、どこかへ行ってしまったのは何故?
なんだか見捨てられてしまったような、淋しい気持ちになりました。
ひょっとして毎日だったんですか?このお祭り騒ぎ。
採算が合いませんでしたか?お客が入れば入るほど赤字が膨らんでいく状況だったとか?
対策を充分に練って、深呼吸をしてから、是非また来てください。
会津人一同、心よりお待ち申し上げます。
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2005年04月24日

はい、私、地元の方です

会津若松市内で観光客から呼び止められた。「すいません、地元の方ですよね」
その言われ方に、ムッとした。
ジャージ姿でサンダル履きで歩いていたわけでもなし、
ネギの飛び出したスーパーの袋を持っていたわけでもない。
何をもって、間違いないとばかりに、私を地元の人だと決め付けるのか。
「あなたにとって、地元の方の定義って何ですか?何年以上住んでいれば地元の方になる
んですか?私は確かにこちらへ来て10年ちょっとになりますが、私は地元の方でいいんですか?」
そう答えたかったけれど、うっとうしいものがある。
「白虎隊が自害した山って歩いて行ける距離ですか?それともバスか何か出てますか?」
まだ、地元の人ですとも答えていないのに、本題に入ってくる。
それにバスか何かの、何かってなんなの?馬車でも走っているとお思いですか?
適当に答えて、とっとと去ろうとした時
「すいません、あと、この近くでおいしい食堂ってありますか?」
レストランじゃなくて食堂かよ。
気分がすぐれないと、なんでもケチを付けたくなるのが私の悪い癖。
それでも私は大人なので、親切に答える。
「そこの信号を左に曲がったところにデニーズがありますよ」

会って間もない人に、知るはずがないのに言い当てられると何故か腹が立ちます。
昔、会って間もない人から「あなたO型じゃないですか」と言われた時、
今回と同じようにムッとしたのを覚えています。当たっているからこそ余計に腹が立つ。
今回もそう。初めて道端で会った人のことを、勝手に決め付けるな。また当てるな。腹が立つ。

「大変に失礼なことをお尋ねしますが、ひょっとして、まさか地元の方ではないですよね。」
私、あなたのこと何ひとつ知りません。だから、もし間違っていたらごめんなさい。
そんな、謙虚な呼び止め方だったなら、
「はい、私、間違いなく地元の方です。私に分かる範囲のことでしたら、どうぞ何でも聞いてください」
親切に答えることが出来ると思います。
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2005年04月25日

若葉マーク参上

会津では大方の家庭で、複数の自家用車を保有しています。
ご主人の通勤用、奥さんの買い物用に軽自動車といったところでしょうか。
車がないと行動範囲に制限がつき窮屈な生活になってしまいます。

会津に限らず、3月は運転免許を取るため、多くの人が教習所に殺到したはずです。
高校卒業を機会に、新社会人となりマイカー通勤のために。
そんな方たちが若葉マークを引っさげて路上に出てきたのです。
補助席に教官が付いていないので、いわば野放し状態です。
包丁の使い方を知らない者に、刺身包丁を預けたようなもんです。
(例えになっているのかどうか分かりませんが)

ガソリンスタンドでは、給油口の前で止まりきれずに、行き過ぎてしまった若葉マークの車。
誘導するスタンドのお兄さんが、加減を知らないバックでひき殺されそうになっていました。
まぁ微笑ましいって言ったら微笑ましい光景です。優しい目で見てあげましょう。

コンビニでは、車をお尻から駐車場に入れるのに、7回も切り返しをしていた車がありました。
その間、チャリンコと接触しそうになること3回。
チャリンコのおじいちゃん死ぬほどびっくりしていましたよ。気を付けてくださいね。

良い天気なのに、カシャカシャ、カシャカシャせわしなくワイパーを動かしている車もあります。
いつまでも放っておかないで、一度車を止めて、誰かにワイパーの止め方を教えてもらえばいいのに。

右折のウィンカーを出している若葉マークに、対向車が親切にパッシングライトで行っていいよの合図を送る。
あなたまで、相手にパッシングしてどうするの。早く行けばいいのに。
相手は嫌がらせでやっているわけではないんですよ。親切心で合図してくれているんだから。

まぁ、多少は許します。そうです、自分にもそういう時期があったわけですから。
でも、ルールは守りましょう。会津若松はいたるところが一方通行です。
「バックできないんですぅ」と言うあなたのために、なんで何にも悪いことをしていない我々3台の車が、
次の路地までバックで押し戻されなければならないんですか。
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2005年04月26日

方言 雑記

会社の内線  相手「佐藤さんいたぁ?」 私「いましたよ」 相手「電話に出してくれる?」 私「・・・・・・」
何の不思議もない、通常の流れですよね。私の「・・・・・・」もご納得いただけると思います。
「いた?」って聞かれたから「いたよ」(今はもういないけれどね)と素直に答えたまでです。
それを、ならば電話に出してくれと言う。なんて無茶な要求だろうか。当時私はそう思いました。
もう慣れましたが「いたぁ」というのは「(今)いる?」っていうことらしいです。

しかしながら総じて会津の方言は、さほど、ひどくはないと思います。
初めて来られる方でも、「さぁチャレンジ、東北人との会話ABC」という本を
わざわざ買ってこなくても日常会話くらいなら充分に通じるはずです。
会話の語尾に「なし」(そうだなし、行ったなし)と付ける人がいるかもしれませんが、
ちびまる子に出てくるブー太郎の「そうだブ〜」と同じ程度と考えていただければ結構だと思います。
たぶん「です」とか「ですか?」くらいの意味だと思います。
(ブ〜に置き換えて聞き流していたので、自信はありません。すいません)

地元の人同士の会話は少し口調がきつく聞こえるかもしれませんが、放っといていいです。
「う〜、にしゃ何してんだ。このぉ」「なんだこのぉ、なんも、してねぇ」「うすらかすらしてんじゃねぇぞい」

代表的な(?)会津弁を少しだけ。
むじる(曲がる):タクシーに乗ったら「そこの薬局を左にむじっていただけますか」と使いましょう。
さすけねぇ(大丈夫です、問題ありません):
上司に言うときには「はい、万事さすけはございません」が礼儀正しい使い方です。

最後に私が東山温泉で言われた言葉。「あんたの、馬鹿ずんねぇなし」しっかりと訳してさしあげます。
「ずんねぇ」とは「大きい」「でかい」という意味です。
つまり「あなたのは随分と大きいのですね」という意味です。(ごめんなさい、作り話です)
ほんじは。
posted by 貞吉 at 17:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月27日

小づゆ、って本当に汁物なの?

会津の郷土料理で、祝いの席には必ずといっていいほど出されるのが「小づゆ」です。
つゆ、という言葉とおり、一応は汁物の分類に入るのではないかと思います。
(「日本汁物検定協会」に汁物として認定されているかどうかまでは知りません)

貝柱のダシ汁に、玉麩、糸コンニャク、鶏肉、キノコ、タケノコ、里芋、人参、きくらげ、ちくわ、
そのような物が盛りだくさん入っていたような気がします。
実は、私、この小づゆがあまり好きではありません。
クラブサンドという、何を食べさせられているのかよく分からないサンドウィッチがありますが、
それに、通じるものがあると思います。何がなんだかよく分からないのです。
でも祝い事の席に出されるものなので、箸をつけないというわけにもいきません。
しかし、具の種類が多すぎて、何に箸を伸ばしたらいいのか、分からない。
分からないから一気に飲み干してしまおうかと思うのだけれど、汁物のくせして汁が少ない。

汁物という点についてのみ、言わせてもらうのなら、
永谷園の朝餉の方がどれだけ優れていることでしょうか。
豚のしょうが焼きに、ご飯をがっつり口にほおぼる。そして熱々の朝餉を少しずつ流し込む。
これこそが汁物の理想であり、本来の姿だと私は考えます。
ニシンの山椒漬けを食べて喉につまらせ「苦しい・・・つゆ、つゆ」
そこで小づゆなんかに手を出してしまったら、
もう口の中はしっちゃんがっちゃんです。

しかし、伝統的な郷土料理ですし、好きな方も数多くいらっしゃると思います。
個人の嗜好の違いから「俺はキライだ」と声を張り上げるのも、大変に大人げないことです。
「出来ましたら、コンニャクとキノコ、タケノコの類をよけていただけますか。私、苦手なんです。
あっ、それともう一つ。つゆだくで」

※今日、鶴ケ城に花見に行ってきました。桜は満開です。見事の一言でした。
「この、桜吹雪が目にはいらねえかぁ」「見えまーす。とっても良く見えま〜す。もう充分です」
しかし平日なのに大賑わい。どこの高校だか知りませんが、団体で来ていました。
「ピロリ菌、こっち、こっち」大声で叫んでおりましたので、おそらく食品衛生の専門学生だと思います。
それにしても、すごいあだ名を付けたもんだ。呼ばれた方も素直に返事してたし。
posted by 貞吉 at 17:43| Comment(3) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月28日

高速道路

気分任せに横道にそれたりすることは出来ません。
運転に飽きちゃったからといって、気ままに路肩に車を止めてはいけません。
ひたすら道なりに、何も考えずに決められた道を、どんどこ走って行ってください。
あれもダメ、これもダメ。そういった高速道路が大嫌いで、ほとんど利用していません。
実は自分自身も、山あいの道は狭所恐怖症なのでダメ、高架の上は高所恐怖症なのでダメ。
利用していないというよりは、高速道路を利用できない身なのです。
昔は、時速130q、140qのスピードで東京までの行き帰りしていたのですが、
いつの頃からか、高速道路は全くダメになってしまいました。
走っていると冷たい汗がでてきて、スピードは時速120q出たと思えば70qに落ちる。
一定速度を保って走ることが出来ないのです。精神状態が不安定になってしまうんです。
一日とも欠かさないアルコールの摂取で、精神がボロボロにやられちゃったんだろうなぁ、
それくらいに考えているので、別に心配はしていないのですが。

会津若松から高速を使う場合は、新潟県の新潟市と福島県のいわき市を結ぶ磐越自動車道の
磐梯河東インターチェンジから入ることになります。
東京方面、仙台方面へ行くには郡山ジャンクションから、東北自動車道へ乗り入れることができます。
比較的行き来の多い郡山に用事がある時は、よほど急ぐ人でない限り、磐越自動車道は使わず
下を走る国道49号線を使っていることと思われます。

ある日のこと。私より年上の人を助手席に乗せ、私が運転をして郡山に行くことになりました。
「そこから高速に入ろう。このままだと時間に間に合いそうもないから」と私に言うのです。
「高速・・・に?・・・私と一緒でいいんですか?」「えっ、なにが?」
「私、高速ダメなんですよ。もし一緒に死ぬのが、この私でも構わないとおっしゃるのなら・・・」
よっぽど私の顔が真剣だったのか、身に及ぶ危険を動物的な勘で察知したのか、
その方は「冗談でしょう?」の一言もなく、あたふたと運転を代わってくれました。


本日、磐越自動車道でバスが中央分離帯のガードレールに激突し横転する事故があったそうです。
亡くなった方もいるということで。もしこの文章が不謹慎な内容であったら、ごめんなさい。
体調の悪い時や、精神的に不安定な時は、高速の運転は絶対にやめた方がいいです。
posted by 貞吉 at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月29日

会津風雅堂

会津風雅堂は比較的新しく建てられたもので、音楽コンサートをはじめ様々なイベントが行われています。
この風雅堂が出来るまでは会津市民会館というところが会津のメイン文化ホールでした。
しかし、会津市民会館はひどかったですねぇ(って、ドキッ、まさかもうやってないよなぁ)。
椅子なんて惨憺たるもんで、バネが自ら主張していたくらいです。
バネでーす。渦を巻いてまーす。渦の先っぽはここでーす。ヘタすると飛び出しまーす。注意してくださーい。
風雅堂の完成はそういう意味で「やっと出来たか」が市民の多くの声だったはずです。

以前、よその地方都市で日野皓正のコンサートに行く機会がありました。
地元商工会の主催だからか、ジャズコンサートなのに会場はお年寄りの方たちが半分を占めていました。
今思うに、日野皓正を日野照子(古っるぅー)と勘違いして来られたのかもしれません。
ステージが終わっても誰もアンコールの拍手をしません。何故か自分がハラハラしたのを覚えています。

会津は違います。盛り上がっております。B'zまで来ちゃうんですから立派なもんです。
しかし小田和正のコンサートに行った時は、なんでこんなに盛り上がるわけ?と少々げんなりしました。
正直に言ってオフコースの頃の曲も含め、静かにじっくりと聞きたかったわけです。
なのに、ちょっとアップテンポの曲になると、皆して、すくっと立ち上がり手拍子の嵐です。
座っている私としては、そうやって前に突っ立っていられると相当うっとうしいですし、やかましいです。
別に小田和正の姿が見えなくても構いませんが、あんたのお尻を見に来たわけじゃないんです。
小田和正も何曲目かに始めた演奏を一旦止めて言いました。「すいません、この曲に手拍子は要りません」
その言葉に思わず私、拍手喝采してしまいました。(お互いに手拍子や拍手をする状況判断を養いましょうね)

1階の後ろの方の席は音が少し割れるような気がします。
それなら2階の最前列の方がいいかも知れません。
立ち上がった前のお姉ちゃんの大きなお尻を見なくて済むし。
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2005年05月01日

名水磐梯

環境庁選定(お墨付き)「名水百選」の中に磐梯西山麓湧水群が名を連ねております。
この名水磐梯を100日間続けて飲むと仙人になれ、1000日間飲むと不老不死になる。
と私は勝手に思い込んでいます。
磐梯町の高齢化はその不老不死の結果である、と私は勝手に決めています。

その湧水は何ヶ所かあるそうなのですが、中には見当違いの場所で汲んでいる方もいます。
ゴールドラインの途中に車を止め、ポリタンクにせっせと水を汲み入れているのですが、
あのぉ、本当の湧水はもう少し上の方なんですけど。そこは、ただの雪解け水ですよ。
でも、前にも見たことのある顔だし、おいしいからまた来たんだろうし、お腹も下ってないみたいだし。
余計なこと言ったら「なんで今さら、そういう無神経なことを言うのよ」って怒られるかもしれない。
思い込んでいる方からすれば余計なお世話で、言わないのも思いやりと考え、黙って通過します。
ちなみに、少し上にある正式な湧水の場所でさえ、私を含め、多くの方が湧水だと信じていますが、
「ここも違う」と言う磐梯住民の方がいます。(たぶん、支流の支流にあたるのかもしれません)
もう、どこが本当なのか嘘なのか、さっぱり分かりません。
各々、好きなところから汲んでいけばよろしいのではないでしょうか。
当りもあればハズレだってあるさ。

会津の酒はこの名水磐梯を使って仕込まれたものです。だから、まずいはずがありません。
この水を沸かし、お茶やコーヒーを入れると、一層、水の旨みを味わうことができるそうです。
私は二日酔いの時に名水をがぶがぶ飲みます。最高にうまいです。半分、生きかえります。
勘違いして、雪解け水を大事に持ち帰られた方も、「おいしい」と思い込めば、おいしいはずです。
おいしいと思い込んで口にすれば、どんなものでも「うん、本当においしいわ」になるものです。
薬もそう。効くと強く思い込めば、不思議と効いてくるものです。
※でも、毛穴から癌細胞が流れ出てくる話は、いくら思い込んでも、信じても無理だと思います。
奥さんもそう。かわいいと強く思い込めば、かわいく見えてくるはずです。強くは言い切れませんが。

ところで私ですが、未だに仙人になれない理由は、たぶん思い込みが少し足りないからです。
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2005年05月03日

人の話も聞きましょう

会津も高齢化の波にさらされております。お年寄りと話す機会も増えていくと思います。
(って、私も年寄りになる日はそう遠くはないのか)
お年寄りは、若い人は他人の話をよく聞かないと言うけれど・・・

「おばあちゃん、普段は何をされて過ごされているんですか?」
「私?」
「そう。おばあちゃんは普段、何をやって過ごされているんですか?」
「そうねぇ、本を読んだり、飽きたらパチンコ屋に行って、帰りに買い物とか、
たまに私が家族の夕飯を作ったりするからねぇ。だって、嫁が働いているでしょう。
だから作るの。おいしいって孫たちも言ってくれるわよ。そりゃ嫁さんとは年季が違うもの。
私はね、インスタントとかああいうの大嫌いなのよ」
「おばあちゃんが、家族の夕飯を作るんですか」
「本はねぇ、大好きなの。好きだから読むんだけどね。
この間なんか吉川英治の宮本武蔵をねぇ、最初から読み返したわよ。そうよ最初から。
昔にも読んだことがあるんだけどねぇ、年取ると忘れちまうのよ、だからまた最初から。
最初の第1巻からね、読み返したのよ。内容なんて全然忘れててね」
「宮本武蔵をですか」
「なんかねぇ、得した気分になっちゃうのよね。他に読むのはねぇ、そうねぇ、吉本ばななさん。
結構あの人おもしろいのよ。若い方にろくな人いないけれど、あの方はしっかりしてるわ」
「私も結構好きですよ。キッチンなんて」
「パチンコはね、毎日じゃないんだけどね、好きなのよ。まぁ好きだから行くんだけどね」
「儲かってま」
「ご近所にパチンコが好きな人がいるんで、一緒に行くんだけどね、パチンコに行くのにねぇ」
「何時ごろからパチン」
「私は、一人で行くのが好きなのよ。人と一緒だとねなんか自分で勝ってても、一緒の人が
負けていると落ち着かないのよ。それに勝ってるところを見られるとさ、後々、面倒じゃないの」
「そうですか」
「買ったときはねヘソクリしてんの。じいさんには内緒でね。でもそれが、中々増えないのよ」
「おじいちゃんもお元気」
「勝ったり負けたりだからね、そりゃ、毎回勝ってたら大金持ちよ。外国行って温泉に入れるわ」
「おばあちゃん、じゃあもうそろそろ時間」
「でも、1万や2万じゃしょうがないけど。あんた勝つ人は1日で何十万も勝つっていうんだから」
「そうですか」
「でも、そういう人って負ける時にも何十万って負けるんだってさ。もう遊びじゃないわよねぇ」
「それじゃあ、おばあちゃん、この辺で」
「その人に言ってやったのよ、ほどほどにしなさいよアンタって、そしたら、うるせぇババアって」
「それじゃあ、失礼しますね、おばあちゃん」
「若い人は、もっと年寄りや人様が言うことをちゃんと聞かなけゃダメよ」
「おっしゃる通りです。おばあちゃんもね」
posted by 貞吉 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月05日

ラーメン屋 幸楽苑

「ご注文がお決まりになりましたら、こちらのチャイムでお呼びください」
お母さんと小さな子供3人。店は混雑していましたし、当然の応対と思います。
しばらくして、お母さんがチャイムを鳴らしました。店員さんが駆けつける。
「ご注文、お決まりですね。ではどうぞ」
「私は味噌ねぎラーメン」
「お子様達は、何になさいますか?」
「ほら、あんた達何すんの、早く決めなさい。混んでるんだから、早く決めないと迷惑でしょう」
偉かったですね、店員さん。少ししかイヤな顔をしませんでした。
「常識で考えろよ。あなた一人の注文が決まったら呼んでくれって言ったわけじゃないんだから」
そんな態度は、微塵にしか出しませんでした。

幸楽苑というラーメン屋での光景です。
会津若松で始めた味よし食堂。それから50余年、福島県を代表するラーメン屋になりました。
現在は全国に1,000店舗を目指し、頑張ってるようです。
私も、お母さんと一緒で、味噌ねぎラーメンが大好きです。
いきなり手前味噌ですが、私も、スタッフ育成には多少の力添えをしたつもりです。

この幸楽苑、注文を取ったあとに必ず「餃子はいかがですか」と聞いてきます。
たぶんマニュアルで決められていることだと思います。
餃子を注文したにもかかわらず、「餃子はいかがですか」と聞いてきたことさえあります。
そこで私は双方が気分良くなれる方法を考えました。
餃子はいかがですかと店員さんに言わせてから、初めて
「そうですか、それでは餃子1皿ください」と注文するようにしたのです。
そうすると店員さんは「私が言ったから、この方、餃子頼んでくれたのよ、ねぇ皆、そうよね」
と気分良くなります。私も「まさか、餃子1皿でそんなに喜んでもらえるとは」と気分良くなります。
お店の人は知らないと思いますが、私は、他のお客さんにもちゃんと言ってあげてるんですよ。
「お兄さん、今の注文の仕方はダメだ。餃子はね、店員さんに聞かれてから、頼まないと」
店員さんとお客さんが気分良くなって、店全体が、明るく、おめでたい雰囲気になる。これ、一番です。

チャーシューもいかがですか、って店員さん。調子に乗らないでね。
posted by 貞吉 at 17:31| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月06日

天ぷらにしちゃえば、なんだって

山に入る機会があった時のこと。
なんのキノコだか知りませんが、連れの者がしゃがみこんで、そのキノコをむしり取ります。
何をするのかと見ていたら、いきなり、そのキノコにかじりつきました。
「うん・・・大丈夫。これ食えるキノコだ」
食える・・・って、あなた、いきなり。それ、なんだか凄くないですか?
あなたのお母さんが近くにいたら、絶対に「やめなさい」って止めると思うのですが。
「あなた達は、食えるものか、食えないものかを、そうやって食べて確認するんですか」
その逞しさには、ちょっと着いていけそうもありません。

その怖ろしい光景、それはそれとして。
「バカ、それ喰えんだぞ。天ぷらにして、わさび醤油つけて喰えば結構イケんだ」
たびたび、あちこちで、まるで叱られるように、こう言われ続けてまいりました。
「この天ぷらって、中味はなんなんですか?」
「ばぁか、大丈夫だぁ。なんだっていい。食ってみそ」
まぁ、一応加熱されているわけですので、生のキノコよりは安全か、と自分に言い聞かせます。
「・・・本当は、この中味、なんなんですか?最初の一文字だけでもいいから」

こりゃあひょっとして、どんなものでもコロモを付けて、天ぷらにしちゃえば食べられるんじゃないか。
最近そんな暗示にかかりつつあります。
会津では、生活の基本である衣食住の「衣」は、衣類じゃなくて天ぷらのコロモのことをさすのではないか。
そんな気がしてきたのです。

この暗示が将来、年をとったときにフラッシュバックされるのが怖いです。
「おじいちゃん、一体何にコロモ付けてんの。だめよ、そんなもの。天ぷらにしたって食べられないんだから」
年をとってボケ始めた自分。使い終わった乾電池か何かに一生懸命、コロモをまぶしている。
そんな姿が容易に想像つきます。
posted by 貞吉 at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月07日

予約はお受けできません

このゴールデンウィーク中、焼肉屋に10名ほどで出かけました。
混んでいることは予想できましたので、事前に予約をしようと電話をしたのですが、
「申し訳ございません。連休中のご予約はお受けできないんですよ」の返事。
しょうがないですよね、稼ぎ時なんですから。無理も言えません。
一杯だったら他の店へ、と予定通りその店に出かけました。
やはり混んではいましたが、何とか席に着くことが出来ました。

しかし混雑した中で、窓側にある、私達の向かいの席には誰も座っていませんでした。
どうでしょうか、15、6名は座れる席だったように思います。
そのテーブルの上には、なんと「予約席」のカード。
予約を受けることはできませんと言っていたのに、何故か予約席。
「ふ〜ん、そうなんだ」

まっ、私もサービス業にいたことがあるので大体の察しはつきます。
店長さんが偉そうに全員を集めて言うわけです。
「いいか、連休中は稼働率100%を目指すぞ。だから一切、予約はなし。分かったか」
店員の方々は店長の言葉を忠実に守ります。
予約の申し込みを、「申し訳ございません」とお詫びしながらお断りするのです。
そんな折に常連客から電話が入ってきます。「店長、電話です」店長が電話にでます。
「いえいえ、構いません。16名様ですね、はい、いつもの窓側の席で。結構ですよ、時間は、
はい多少の前後は全然構いません。はい、お待ち申し上げておりますので」

店員さんは、やってられませんよね。私みたいな理解のあるお客さんばかりじゃないはずです。
「なんだよ、予約できないって言っておきながら、あの席はなんなの?予約席じゃない」

しかし私、ここまで、想像でものを言っていいものやら。
まぁどちらかと言えば、良い方に解釈させていただいたつもりですので、どうかご勘弁を。

値段の割には、そこそこおいしかったですよ。ごちそうさまでした。
いや、少しだけ訂正。「値段の分だけ、それなりに食べれましたよ」
このくらい言わせてもらっても構いませんよね。
posted by 貞吉 at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月09日

僕らの時代

子供人口の減少が日経新聞で発表されました。
また、少子高齢化が進む中、このままだと全人口の1/4が65歳以上になってしまうらしいです。
会津若松市も例外ではなく、本年5月1日現在で、65歳以上は15歳未満に対し1.5倍を占めています。
非常に怖ろしい数字です。過去に人口が減って、繁栄した国はなかったように思います。
冗談ですが、一夫一妻制を諦め、一夫多妻制を考えなければならなくなる日が来るかも知れません。
(まだ、まだ私も、少なからず貢献ができるのではないかと考えています)

若い皆様、公私共々もう少し頑張っていただかないと、昭和25年頃から昭和30年代生まれの、
我々が世間を跳梁跋扈させていただくことになります。それでも構いませんか?

消費の一番多い世代の意見を重要視するのは、今もこの先も変わらないと思います。
たぶん、我々世代も次第に朝、早く起きるようになっていくと思います。
商店街の皆さん、お店の開店時間を10時ではなく、せめて7時半ころからにしてください。
グッチとかエルメスとかは流行らせません。置かなくていいです。福助を復活させていただきます。
居酒屋、スナック関係では養命酒をボトルキープ出来るようにしていただきます。
携帯電話のボタンはそれぞれ1p以上の規格を用意していただきます。
間違えやすい、見慣れない2,000円札の流通を禁止の方向にもっていきたいと思います。
カラオケは、布施明、吉田拓郎、かぐや姫の曲を充実させます。中島みゆきまでならOKです。
油っこいものが苦手になると思いますので、豚の角煮は脂身抜きでお願いします。
レストランの卓上で入れ歯の装着、またはポリデントの利用を許可していただきます。
その他、服飾関係の色と柄、喫茶店、スキー場の勾配、切りがありません。

でも、こんな日が本当に来るようだったら、その前に日本は崩壊しているんでしょうね。
私としても将来は意地悪で陰険な、おじいさんになる予定ですので、
からかい、いじめ半分で相手にする小僧や小娘がいないと、とても寂しいです。

以上の点を踏まえ、最後に私なりのマトメといいますか、総括をさせていただきます。
どうしても、一夫多妻制はダメなんでしょうか?
posted by 貞吉 at 18:03| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする