多種多様な温泉施設が増えているようです。
中には裸で入って良いのか、水着を着用しなければならないのか、分かりにくい施設があります。
お年寄りには、なかなか判断がつかないと思うのです。
牛乳風呂、コーヒー風呂、酒風呂、水着を着てあちこちの露天風呂を巡り歩いていくわけですが、
「あっ!おじいちゃん、ダメだよ。水着着用って書いてあったでしょう。裸で歩かれたら困るんだよね」
係りの人にきつく叱られます。おそらく、私がこれをやったら事務室に連行され警察を呼ばれます。
「風呂に入んのに、なんで裸じゃだめだだか」お年寄りだからこそ、大目に見てもらえるのです。
あんまり大きくない温水プールも危ないです。営業開始から間もない温水プールの真ん中で、
おじいさんがタオルを頭にのせ直立不動でいれば、間違いなく全裸だと思われます。
そんなとこで足をバタバタさせ泳いだりしたら、「コラ、風呂ん中で泳ぐバカがどこにいるか!」
怒鳴られますので、まずは平泳ぎでおじいさんの周りを静かに旋回して状況を探りましょう。
もし、水着を着ていなかったら、泳ぐのを速やかにやめ、誰か来て大騒ぎになるのを見守りましょう。
お年寄りばかりでなく、『水着を着用して風呂に入るのは抵抗がある』そういう人もいると思います。
露天で各風呂を巡るようなタイプであれば、お湯に浸かった後、こっそり脱いでしまえばいいんです。
「ねぇねぇ、あの人、左手に何か握り締めているけど、あれナンだろう。タオルじゃないよね」
そんな雰囲気になったら、両手でおもむろに脱いだ水着を広げ、見せつけてやってください。
「な〜んだ、この人はただの変態だったんだ」理解してくれて、大きな問題にはならないと思います。
やっぱり風呂は、裸で入らないと、スッキリとした気分になれません。私もそう思うのです。
ある観光ホテルに行ったときのことですが、男子大浴場は2階のフロアにありました。
まず脱衣室に入ると、外に面する部分は、上から下まで見事なくらい全部ガラス張りです。
中庭の景色が一望でき、開放的で良かったのですが、なんと、若い女性が散歩をしているのです。
「うわっ!」急いで脱衣室から浴室に逃げ込んだのですが、なんと、ここも一面ガラス張りです。
湯船に入り何とか身を隠したのですが、上がる時は身を伏せ、タイルの上を這うしかありません。
普通、外の景色が見える場合は高いフロアにするか、人が入れない中庭にすると思うのですが。
開き直って、ガラスにへばりついてやろうと思いましたが、事務室に連行されるので、やめました。
2005年11月17日
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