2013年07月30日

食のコメント

某番組でレポーターたちが言っていたコメントを、私なりに分析してみました。

「何度か食べたらクセになりそうな味ですね」
  何度か食べたらという、あくまでも仮定の話を持ち出してきました。
  しかし、言っている本人は「誰が二度と食うか!」そんな顔をしていました。

「おそらく、好きな方にとっては、たまらない味でしょうね」
  「好きなヤツがいたらの話であって、んなヤツおそらくいないと思う」
  数回、口にして頷いてみせたのは、「うん、絶対にいない」そう思ったからでしょう。

「ワイルドな味っていうのかなぁ」
  上目使いで言ったこのコメント。何かを考えているようでした。
  腹を空かしたイノシシは、これを食うだろうか、そんなことを考えていたのでしょう。

「私、生まれて初めて出会った味ですよ、この味」
  なにか訴えるかのような眼差しは、「できれば、最初であって最後であって欲しい」
  そんなことを願ってのコメントだったかもしれません。

「しかし、ボリュームがありますねぇ」
  実際には量は多くなかったので、「おい、このまま食い続けたら、この場で吐くぞ」
  あるいは、「ここまで頑張って食ったんだから、許してくれ」のどちらかでしょう。

「他の者には真似のできない味付けですよね」
  キッパリと言い切った感のある、このコメント。、
  「真似したいなんて思うヤツがいるはずがない」そう思ったからでしょう。

「一見、高級なウニかと思いましたが、食感があるんですね」
  食感がある、という表現は有りなんでしょうか。今日は天気ですと似ています。
  「うまいこと体裁は保ってるけど、なんだよこれ、臭いも味もゴムじゃねぇか」

「おや、まだ新しい料理が出てくるんですか」
  ちょっと怒った風な顔を見せました。
  「おい、おい、ふざけんなよ。これは罰ゲームかドッキリか」そう思ったのでしょう。

「おお、こりゃあ手ごわそうな盛り付けですね」
  ちょっと意味不明だったのですが、決して褒め言葉ではないような気がします。
  というより、もう無理、心が折れてしまう自分に対する言い訳かもしれません。


「口の中で溶ける」、「外はサクサク、中はふんわり」、「じゅわーっと肉汁が」
もう、この辺のコメントは使い古された感があり、
今さら使っているレポーターは猿まね、二流と思われても仕方ありません。
ちょっと奇抜なコメントでないと、人が食うのを見るだけのこっちは満足しません。
出来ればですが、相手を思いやって「まずい」とは言わないまでも、
言葉で包んで隠しているけれど、露骨に伝わってくるようなコメントが欲しいです。

「今日はレストランでは味わえない家庭の味と言いますか、ズバリおふくろの味です。
いやぁ〜、でてきましたね。お母さん、この物体は一体なんですか?
これって食べ物ですよね、食べても大丈夫なんですよね。
じゃあ、勇気を出して口に入れて見ることにしましょう。うわー、緊張するな。
………お母さん、これどこかの店で出してもらいましょうよ。
いや、そういう意味じゃなくて、お金を取れるかどうかは別として、これ食べたら
怒りだす人もいるかもしれないけれど、大笑いする人もいると思うんだよなぁ。
どんな反応をするのか、私、1日中見たくなっちゃいましたよ。
ありがとうございました。ええ、もう下げてもらって結構です。臭いがきついんで」

村野武範さん、山下真司さんは、きついことをサラリと言ってのけたので大好きでした。
posted by 貞吉 at 21:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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