2013年04月10日

桜の木の傷害報道

会津の桜はいつ咲くのでしょうか。ようやく蕾が膨らんできた状態です。
NHK大河ドラマ「八重の桜」が放映中ということもあり、
桜が満開になったら、鶴ヶ城に多くの方が来てくれるはずと思ってます。
急いで咲く必要はありません。ゆっくり、穏やかに花開き、
そして1日でも長く、その美しい姿を見せてくれたらと願っております。


さて、心無い人の仕業で桜の木が傷つけられているニュースを各地から耳にします。

地元のTV局が被害にあった桜の木の取材に入ります。
「桜を幹から切断とは、ひどいことをしますね」
「私がここの公園の管理者になってから、毎年、似たような被害が続いていたんですが、
今年はちょっとひどい。こりゃあ許しがたいですな」
「………以前の管理者の頃は、こんなひどい被害はなかったのですか?」
「聞いてませんし、なかったようですよ。私が管理者になってからです」
「………そうなんですか。大変な時期に公園の管理者になってしまったわけですね」
「いや、私が管理者になったから、こんな被害が起きていると思ってるんです」
「………そうですか、………そうなんですか、なるほど」
「だいたい犯人の目途は立ってるんです。言っていいですか、名前を」
「いやいや、推測で名前をあげてしまっては困ったことになってしまいますので、
しかし、ようやく春を待って、これから花を開こうとしていたのに桜が可哀そうですよね」
「そうです。ここの桜はもちろん、どんな植物だって、小動物だって生きているんです。
そして何より、桜も植物も小動物も、我々人間の心を癒してくれる存在なんです」
「そうですよね。満開の桜を見ていると、なんか優しい気持ちになれますよね」
「そうです。このような犯行に及んだ方も、元気に咲く桜の花を見て、心を癒して、
個人的な思いや恨みは全てないものにして、じっくり反省してもらいたいものです」
「おっしゃるとおりです。春っていうのは期待と不安が入り混じる季節でもあります。
誰もが大なり小なり悩みや不安を抱えているものです。
こういう時こそ家族や仲間と集まり、桜の花を見ながら語り合って欲しいものです」
「そう願いたいですね。桜にはそんなパワーが宿っていると信じていますから」

番組的には、怒り狂う公園の管理者の姿は必要ありません。
どちらかというと、「こんなことはもうしないでね」的に穏やかに諭すにとどめ、
やがて満開になり桜の花に埋めつくされる公園の風景を視聴者に想像させ、
春っぽくまとめて穏やかに終わらせたいはずです。
くれぐれも感情をあらわにするような表現は控えてください。
打ち合わせの段階で、事前に言い含めてあると思うのです。

「最後に。もしかしたら、ひどいことをしてしまったと思いながら、
桜を傷つけてしまった人が、この放送を見ているかもしれません。
何か声をかけてあげたい言葉がありましたら、どうぞ、この機会に」
「そうですか、では。  来年こそは現場を取りおさえて、殺す」
しかし、最後の最後に本音が出てしまうものです。


昨年訪れたのですが、国道49号線沿い「会津村」の桜もお勧めです。
posted by 貞吉 at 20:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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