2006年01月18日

あなたはオウムですか?

「こらァ、おんどれ、なめくさってんのんかぁ」  「眠たいこと言うなや」  「何しに来たんかい、ワレ」
「すぐ立って出てこんかい」  「時間稼ぎもたいがいにしいや」  「後ろを向かんとけ言うてんねん」
これはヤクザの総会ではありません。国会です。昨日の証人喚問の議員さんたちからのヤジです。
関西弁なのは、あくまでも私の受けた印象からです。でも、委員会の会場はこんな雰囲気でした。
「きっちり落とし前つけてもらわんとな」、「指の1本や2本じゃすまされへんぞ」は、ありませんでした。

本当か、作り話かは知りませんが、証人喚問の終了後、補佐人である弁護士がこう言っていました。
「直前に、捜査機関が“証人喚問での偽証”を基に小嶋社長を逮捕する、そういう有力情報があった」
だから、うかつな返事は出来なかったと言うのです(その有力情報はどこから入手したんだろう)。
肩を持つ気はありませんが、何となく気持ちは分かります。相手の思い通りにはなりたくありません。
「お父さん、僕どうしよう」オドオドする子供のように、後ろの補佐人に助けを求める小嶋社長の姿は、
言われてみると、あながち作り話とは思えないような気もしてきます。
彼らは小嶋社長の一字一句を聞き逃さず、虎視眈々と偽証はなかったか耳を澄ませているのです。
そうなると、身構えてしまうのも無理はないかもしれません。小嶋社長の場合は、国会内でおならを
一発しただけでも、“国会内の快適環境を破壊した”という罪で逮捕されてしまう状況だったのです。

慎重ゆえに、質問から答えるまでの時間が長く、こちらは、何の質問だったのか忘れてしまいます。
「ここも、刑事訴追の恐れと言えばいいんですか」 「いや、それはもう4回続けて言ってますから」
「じゃあ、証言を拒絶させていただく」 「それは、あまり使いたくありませんね」
「言い方を変えて、証言は控えさせていただきますはどうですか」 「そうですね、じゃあそれで」
相談が終わった小嶋社長は「・・・ところで、私、何を聞かれていたんでしたっけ」委員長に聞きます。
「あんた相談しておいて、それはないんでないのかい」実は委員長も忘れてしまい、答えられません。

「なんでテレビのインタビューにはスラスラ答えているのに、この国会では答えられないのですか?」
「誠に申し訳ないのですが、証言は控えさせていただきます」
『あんないい加減な内容を誰がここで言えるもんか、こっちは偽証罪で刑事訴追されちゃうんだよ』

「あなたは住民に、“国交省が何とかしてくれる”このように説明しましたよね。それは事実ですね」
「そのように理解したかもしれません」説明したかどうか聞かれているのに、答えは“理解したかも”。
何とかしてくれる→本当ですか→絶対とまでは言えない→じゃあ何故言った→私はそう理解した。
頭の中はフル回転です。最後に自分のことなのに“かも”を付ける周到さ、アッパレです。
まるで「脂のノったおいしいお鮨でしたよね」に対して「食べたかもしれません」と答えているのです。

「小嶋社長、さっきから“刑事訴追の恐れ”そればっかりですが、あなたはオウムですか?」
「私がオウムかどうか・・・不確かな回答は出来ませんので、後日、早急に書面にてお答え致します」
途中にこういう質疑があれば、精神鑑定に回してもらえるので、刑事訴追の恐れはなくなったかも。

なんか真綿で首を絞めるようなやり方ではなく、ズバッと楽にしてあげられないでしょうか。
これでは住民側も施工側も、苦しくてつらい時間だけがいたずらに、だらだらと過ぎていくだけです。
posted by 貞吉 at 17:03| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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公平な立場で
Excerpt: 世の中には様々なものがあります。それには優劣がついていていいもの悪いものがあります。今回はこんなものを評価してみました。
Weblog: 総合評価研究所
Tracked: 2006-01-18 17:32

皆集まって。
Excerpt: それで、よかったらメールしませんか♪歳、性別関係なし!!私とドンちゃんやりたい人いますか?いると信じたい(笑)彼氏じゃなくてもいい(;つД`)
Weblog: 思い出日記2006
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