2008年08月10日

前畑ガンバレ

オリンピックが始まりました。
数ある競技の中で、個人的には水泳が予想されているより、
やってくれるんじゃないか、なんて期待しているんです。
でも、予選を見ているかぎり北島選手以外は………。
有力選手がまだ出ていないだけだと思ってます。
女子400メートルリレーにしたって予選落ちながら、健闘したと思うのです。


さて、今回の北京オリンピックのことではなく、
私の個人的な印象なんですが、競技のうさんくさい実況の代表として、
体操競技、シンクロ、そして水泳が上げられます。
いわゆる日本びいきの解説です。

その中、水泳に関してなんですが、アナウンサー、解説者にとって、
「前畑がんばれ! 前畑がんばれ! がんばれ、がんばれ、がんばれ前畑!」
あの伝説となった実況は、伝統というか、お手本になっているのでしょうか。
もちろん日本選手を応援する気持ちは良く分かるのですが、
水泳競技の場合、いくらなんでもそれはちょっと………。
度を過ぎた実況が過去も今も多いような気がするのです。


アナ 「さぁ、100m×4リレー。最終泳者はクロールの奥村。
    まもなく最後の350mのターンをむかえようとしています。
    あと10m、あと10mで最後のターンだ。あと2m、あと2m。
    今、最後のターン。 残り50m。 3位です。奥村、3位に付けています」
解説 「いいですよ、いい位置に付けています。
    奥村君は後半に強いタイプですからね。
    3位でターン出来たということは、メダルはほぼ確実でしょう」
アナ 「日本のメダルはほぼ確実だ。メダルは今、確実となった。
    後は、メダルの色を銅から銀へ、そして次の金を狙えるかどうか。
    奥村の追い上げが始まった。奥村の脅威の追い上げが始まった。
    さぁゴールまで後30m。 間に合うのか、奥村。 我々の想いは届くのか」
解説 「いいですよ。いいです、奥村君。今日は水に乗ってます。絶好調です」
アナ 「前を行くオーストラリア、そしてアメリカを捉えることが出来るのか。
    さぁ奥村頑張れ! 奥村頑張れ! あと少しだ、頑張れ! 頑張れ!
    奥村頑張れ! 頑張れ奥村! 頑張れ奥村! 頑張れ、頑張れ!」
解説 「やってくれるんじゃないですか、今日の奥村君はいいですよ」
アナ 「さぁゴールは目の前だ。タッチの差になるぞ、きわどい勝負になるぞ。
    さぁどうだ、トップはアメリカか。トップはアメリカだ。アメリカ、今、ゴール。
    日本、惜しくも金メダルは逃した。しかし、最後の踏ん張りだ。
    頑張れ奥村! 頑張れ奥村! 奥村頑張れ! 頑張れ、頑張れ!
    ゴールはもうすぐだ。 奥村、今、タッチ。 奥村、今、ゴールです」
解説 「………………」
アナ 「さぁ、どうでしょう。2着以下は非常に際どい勝負となりました。
    日本は一体、何位だったんでしょう。メダルはどうだったでしょう。
    いずれにせよ、タッチの差であることに違いはありません」
解説 「………………」
アナ 「あぁ、残念。 今、掲示板に発表されました。
    残念です。 日本は6位です。6位。入賞にとどまりました」

おまえ、さっきから何言ってんの? 誰がどう見たって6位じゃん。
タッチの差は2位から4位までで、奥村クンは5位の選手に離された6位じゃん。
前畑選手の時代と違ってラジオじゃないんだぞ。
テレビ画面に大写しになっているんだぞ。
それをよくもまぁ、誰もがライブで見ている中、そこまで言えたな。
アナウンサーもアナウンサーだけど、おい、解説、おまえもおまえだよ。
何が、後半に強いだよ。 残り20mで急に失速したじゃねぇか。
結局、最後の50mで3人にも抜かれたじゃねぇかよ。
どこがだよ。 どこが後半に強いだよ。 どこが、今日の奥村クンはいいだよ。


えー、こんなことを、幾度となく思わされたような気がするのです。


繰り返しますが、ラジオではなくテレビの時代です。デジタルの時代です。
主観的な採点競技ならともかく、見れば分かる競技の誇張は要りません。
posted by 貞吉 at 16:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。