2014年11月09日

していないことの証明

韓国で開催されたアジア大会で、カメラの窃盗容疑で起訴された競泳の冨田選手。
帰国後、「盗んでいない」と冤罪であることを主張しましたが、さてどうなることやら。
自分が無実であることの証明は、非常にエネルギーを必要とします。
「ある」ことの証明より、「ない」ことの証明の方が遥かに難しいのです。

かつて、アメリカの大統領であったブッシュ氏は、イラクに対して
大量破壊兵器を保有していないことを証明してみせろと、
無理難題を押し付けて攻撃を開始しました。


「おまえはこの写真の男を知ってるな。いつ頃、知り合ったんだ?」
「いえ、こんな男、知りません。会ったことさえないですけど」
「いや、そんなはずはない。こっちは、ちゃんと調べてあるんだ。
少なくとも半年前には、この男と会って、今回のテロの計画を練っていたんだろう」
「だから、会ったこともないんですって。知りませんよ。今、初めて見た顔です」
「バカなことを言うな! だったら、会ってないことの証明をしてみせろ」
これを証明するのは容易なことではありません。
会っていない、この男のことを知らない、これを証明してみせろと言われても無理です。
警察から、にらまれた時点でアウトと言われるゆえんかもしれません。

「山田、おまえが盗んでないと言い張るなら、盗んでいない証明をしてみろ」
裸になったところで、すでにどこかに隠したと言われるでしょう。
真犯人を探すしか証明することはできません。

「カシューナッツを食べていないことの証明」
排便時に含有物を調べてみてくれ、と言っても拒否されることでしょう。

その他にも、
「浮気をしていないことの証明」
「そんなところには行っていないことの証明」
「そんな説明は受けていないことの証明」
「そんなことは、ひと言も言っていないことの証明」
「振り返って見たりしていないことの証明」
「ベランダに干してある、女性の下着の臭いを、かいでいないことの証明」


さて過ぎ去った夏のことなんですが、我が身にふりかかった難題。
家のほとんどは、アースノーマットなのですが、そんな中で、
古いベープマットを使っているのは私の部屋と、両親の部屋だけ。
「最後に残っていたベープマットを使ったのは、絶対に私ではない」
立証できないまま、今日にいたっています。



なんとかブログ掲載記事1,000件を目指しているんですが、
歳を重ねるにつれ、書くという作業が億劫になって。
短文でもよし、間隔を空けてでも小まめに、を念頭に引き続き頑張りたい所存です。
posted by 貞吉 at 10:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする