2013年09月02日

ケンタッキー F・C

ケンタッキー・フライド・チキン。
私が最近、はまっているのが昼のセットメニューです。
ランチBOXといって、4種類ほどの組み合わせからチョイスするのですが、
この中の「ハンディサラダBOX」がお気に入りになっちゃったのです。

オリジナルチキン1個+ハンディサラダ+ドリンクM。 500円。
ということで、1週間に1回はチキンを食べていることになります。

チキンは、もう1個食べたいなと思う程度がちょうどいいのです。だから1個で充分。
私が気にいったのはサラダなんです。適度な歯ごたえと、ほどほどなボリューム。
健全な男性なら、チキン1個にサラダだけでは腹は満たされないと思いますが、
健全ではない私には、まだ暑いと言うこともあり、これでちょうどいいのです。

さて、サラダについては何も文句を言うことはないのですが、問題はチキンです。
ファミマで売っているチキンは、不思議なくらい統一的な大きさなのですが、
ケンタッキーのチキンは、部位によって形、大きさが異なり、様々なのです。
人それぞれ好みがあるのでしょうが、ドラムと言うのでしょうか、私は、
子どもが好むような、手に持ちやすい形の部位のチキンは好きではありません。
私が好きなのは、おそらくアバラの部分だと思いますが、
ベタッと骨があって、その骨にまんべんなく肉がベタッと付いてる部分です。
非常に食いづらく、手がヌルヌルのギタギタになるのですが、
食うのに手間がかかる分、食った気分になれるのです。
しかし、ご存知のようにケンタッキーのチキンは部位を指定することはできません。
店が出してきた物を、素直に受け取るしかないのです。

6ピースパックを買うと非常に分かりやすいのですが、
2個くらいが手に持ちやすい部位が入っていて、
そして1個くらいは、非常に小さなサイズの物が入っているのです。

「これも1個って数えていいんだろうか。客からクレームこないか?」
チキンをさばく工場で、こんな会話があってもおかしくない部位があるのです。

「おい、見てみ。これとこれ、並べるとホラ、3倍くらいの量の違いがあるそ」
6個のうちの1個なら、まだ許せる気持ちも持てるってもんです。
しかしです。ランチBOXのように、チキンが1個しかない場合で、
こんなヤツが箱の中にいるのを見つけたら……私、セコイのかもしれませんが、
そりゃあもう、めちゃくちゃ腹が立ってくるんです。
「おうおう、なんだこれ? 鼻くそを少し大きくしただけじゃねぇか。
あぁ? これも1個なのか? これも1個だとあんたらは照れずに言えるんかい!」
文句を言ってやろう、そんな衝動を抑えるのに大変な労力を使うんです。
午後の4時くらいまで、気分がすぐれないままになります。
どうなんでしょうか、実際に文句を言いに来た客っているんじゃないでしょうか。
「あの人よ、ほらこの間、チキンが小さいって店内で暴れた人よ」
二度と買いに行けなくなってしまうかもしれません。



さて、毎月28日はKFCのニワトリの日。お買い得キャンペーンの日です。
このキャンペーンの日に買うのは初めてでしたが、行ってきました、買いに。

車のウィンドウを下げて、ドライブスルーのマイクに向かって注文しようとしたら、
そのマイクの後ろの小さな茂みに、おっさんが1人立って、
ニタニタ笑いながら、こっちを見てるじゃありませんか。
「気色悪いオヤジだな」 
目が合わないようにして、マイクに語りかけようとしたら、
「お客さん、ご注文はオリジナルチキンの予定ですか?」
「ええ、そうですけど」 
店員だったようです。店長だったのかもしれません。
「あいにく、本日は商品がチキンだけに飛ぶように売れてしまいまして、
ただいま品薄で、仕上がりに30分ほどかかりますが、それでもよろしいですか」
変な愛想笑いを浮かべながら、じーっと私の顔を見ているんです。
品薄ってなんだ? 30分待てばできるって、今、鶏をさばいているのか?
それとも配送車待ちか? 30分もすれば届けられるってことか?
それにしたってキャンペーンの日にメインの商品がないってどういうことだ?
利益還元になるので、1日の1店舗の売り上げが制限されているとでも?

こんなことを少し腹を立てながら1人で考えていたので、
目の前に突っ立ていたオヤジを完璧に無視していました。

「それでも、よろしかったら注文をお受けいたしますが」
再度言ってきたのですが、オヤジの顔をじーっと見つめながら、
しかし無言のままウィンドウをスルスルと上げ、
何を返答することもなく、店を後にしたのでした。

なんかしゃべれよ、不気味なヤツだなと、あの親父は思ったことでしょう。
なんかしゃべり出したら、止まらくなっちゃいそうだったので自己制御です。
でも、看板商品の品切れをヘラヘラ笑って言うのは、いかがなものかと思うのです。
posted by 貞吉 at 23:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月09日

2020年オリンピック

猪瀬都知事を筆頭に、オリンピックを東京に招致すべく活動に、
日々奔走したスタッフの皆様、本当に心よりお疲れ様でした。
IOCスタッフの候補地訪問とか、ロビー活動とか、なくしちゃえばいいのに。
猪瀬さんなんて、最も苦手な分野ではないかと勝手に私は思っているので、
さぞかし疲れただろうなと想像するのです。
その分、喜んでいる姿を見ていたら、こっちもめちゃくちゃ嬉しくなってきました。

7年後です。
さて思うんですが、お年寄りの寿命がまた延びるんでしょうね。
本来なら4年後、平均寿命の80歳くらいで亡くなるであろうはずの方が、
「こりゃあオリンピックを見るまでは死ねなくなったぞ」
7年後まで頑張って生きてやる、そんなことを言いだしてきました。
「そんなことないですよ。気兼ねなく、適当な時期に、どうぞお亡くなりください」
さすがに言いたくても言えません。
テレビでも言っていましたが、オリンピックの開催までは、誰もが
取りあえず頑張ろう、そんな気持ちにさせてくれるものなんでしょうか。
そういった意味では、東京招致は良い出来事に分類されるのかもしれません。

福島の被災者の方が言っていました。
「目をオリンピックに向けず、被災地を見つめ続けて欲しい」
実は少なからず私もそう思っていたのですが、
オリンピックを招致する以上、世界各国からお客様を招く以上、
これ以上、福島を放っておくことは出来なくなるのではないでしょうか。
安倍首相も言い切っていました。
「福島は国がコントロールしている。安全です」
少なくともこの7年の間に、奇麗にケリを付けていただき、
被災者の方々も含め、日本全国の人が気持ちよく、
オリンピックの開会式の日をむかえることが出来ることでしょう。
まさか、「福島は国がコントロールしている。少なくとも東京は安全です」
そんな言い逃れのニュアンスを含めた発言じゃないだろうな。


ところで、
アニマル浜口親子、なんとかならないでしょうか。
個人的な好き嫌いで大変に恐縮なんですが、
この親子がテレビ画面に映ると、私はすぐに他局へ切り替えます。
生理的に受け付けないというか、どうも苦手なんです。
あのバカの一つ覚えと、意味もなく笑う人っていうのが私、好きではないのです。
娘はいつも煮え切らない言動と半笑いです。見ているのがつらくなってきます。
レスリングが生き残ったっていうことは、反面、
「野球・ソフト」、「スカッシュ」の競技が入れなかったということで、
それらのプレーヤーの気持ちを考えると、
いくらレスリングがメダルの宝庫であっても、手放しに喜ぶことはできません。
ケチくさいこと言わずに3つとも加えてあげればいいのにと思います。
開催国の権限で、そういうことは出来ないものなんでしょうか。
posted by 貞吉 at 21:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月14日

褒めるの、そこか?

成人式で着飾った姪っ子の、着物ばかりを手で触り褒めまくる叔母さん。
褒めるのは、そこじゃないでしょう。せめて一言、「似合ってるわよ」でしょう。
見当違いの人がいるわけです。


「この町ぶらり食べ歩き」的な、福島地方局の番組でした。
ちなみに番組は生放送です。

中年男性リポーターが老舗の豆腐屋さんをアポなし訪問しました。
ザル豆腐がおいしいことを聞いて訪ねて来た旨を告げ、試食をお願いします。
快く承諾したご主人が、皿に乗せたザル豆腐に小ネギをふって、
「豆腐の味をより味わっていただくには、醤油じゃなくて塩が一番なんです」
そう言いながら塩を振り、さぁどうぞと、リポーターに差し出しました。
中年男性リポーターはそれを受け取り、スプーンでザル豆腐をすくい、口の中に。

さて、中年男性リポーターのザル豆腐を食べた感想です。
「なんかすごくマイルドな塩ですね。しょっぱいというより甘みがあって上品というか」

その感想を聞いた番組ディレクターの感想です(私の想像ですが)。
………………だめだ、こいつ。つかえねぇ。
おまえさぁ、塩を褒めてどうすんだよ。
豆腐の味を引き立たせる役目なんだろう、塩は。
当然、ザル豆腐だろう。ザル豆腐の感想を言えよ。
かわいそうに、店の御主人もなんて答えていいのか、
うろたえているじゃんかよ。

こんなところにも、褒めるポイントを外す人がいたんです。


最後に、これは私が本当にやってしまった話なんですが、
「かわいい、お孫さんですね」
褒めたつもりだったんですが、相手はおバアちゃんではなく、母親でした。
「殴るぞ」 すごく小さな声だったんですが、恐い顔でそう言われました。
posted by 貞吉 at 17:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月19日

いつものあそこ

母親から頼まれごとをされました。
「パパ。お父さんを、いつものあそこまで車で送って行ってもらえないかな」
なんで母親の隣にいる父親が直接言ってこないのか、不思議ではあるのですが、
それはとにかく、相も変わらずの母親らしい言い方です。

“いつものあそこ”
そう言うからには、週に1度、少なくとも月に1度の頻度で出かけている、
そんな場所を指しているんだろうなと、普通なら考えるはずです。
しかし相手は母親です。こんな普通の推理は根本から木っ端みじんにされます。
私、何度も痛い経験をさせられているので、分かるのです。
あなた、それを“いつものあそこ”と表現したのか? えー? になるのです。
だから、「どこだろう」なんて考えてはいけません。無駄になるだけですから。

「いつものあそこって、どこのことを言ってるんですか?」
素直に母親にたずねます。
「ほれ、あそこよ、あの、お寺。何度も送ってくれたじゃないの」
ようやくヒントを与えてくれました。お寺らしいです。
2回ほど送って行ったことのあるお寺が、唯一思い当たる場所でした。
2回という回数は決して多い回数ではないのですが、一応複数なので、
母親からすれば“何度も”に該当するのだろう。そう思ったので、
「それって、会津高校の近くのお寺ですか?」
「違うわよ、ほら、いつも送ってくれたじゃない」
そこでようやく、送ってもらう当の本人である父親が口をはさんできます。
「いや、いいんだ。そこだ。会津高校の近くでいいんだ」
自分が間違いだったということに照れることもなく、母親が父親に言います。
「………あら、そうなの? “いつものあそこ”って、あそこじゃなかったの?」
「いや、会津高校の近くでいいんだ」
「じゃあ、“いつものあそこ”じゃないじゃないの」
「………あんたが言ってる“いつものあそこ”っていうのは、
ほれ、なんだ、ほら、あそこの近くの寺だべ」
「そうよ、あそこの近くのお寺に行くんじゃなかったの?」
2人が言う“あそこの近くのお寺”が共通の場所であるかどうか、
そんなことはお構いなしに父親と母親の会話は続けられます。
「今日は終わった後に会食があるから、会津高校の方なんだ」
「なぁ〜んだ、私はてっきり“いつものあそこ”だと思ってたわよ」
出来れば、私に頼む前に2人だけで済ませておいてほしい会話なのですが、
ようやく結論がでたようです。父親ではなく、再度、母親が私に言ってきます。
「パパ、今日は“いつものあそこ”じゃなくて、会津高校の近くだって」
私、なにも返事をしませんでした。
ちょっと他のことを考えていたからです。

『会津高校の近くの寺まで送って行く。それは分かった。
じゃあ、“何度も送った”という“いつものあそこ”のお寺って、どこだ?
あそこの近くの寺では、あそこがどこか分からない以上、いくら考えても無駄。
たった1回送って行っただけでも、この人は“何度も送った”と言ってくるのだろうか。
そうなってくると、この人の口から出る単語は何一つ根拠がないものになるな。
でもさすがに、少なくとも1回は送って行ったことがあるってことだろう。
俺、他の場所のお寺に送って行ったことなんて、あったかな。
……まさか、“確かに何度も送ってもらったじゃないの。佐々木さんに”。
送って行ったのは俺じゃない、そういう可能性もあるんじゃないのか。
……いかん、いかん、無駄なことだって分かってたはずじゃないか。
母親の言う言葉の意味を考えても、なんの答えも出ないんだった』

ちなみに、考えることを放棄するということは、悟りを開くと同じくらい難しいことです。
posted by 貞吉 at 21:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月24日

信号の黄色

信号が黄色に変わりました。
にも係わらず、私の前を走る車は、1台、2台と、
黄色になっている状態の交差点に突入し、突っ切っていきます。
私は4台目だったのですが、さすがに無理だろうと諦めました。
しかし、私の前を走る3台目の車は、「まだ行けるかも」と判断したのでしょう。
果敢に交差点への突入を試みたのですが、しかし、すぐに赤に変わって断念。
横断歩道の上で停止していたので、しぶしぶバックで私の前まで戻ってきました。

ドライバーの多くは、信号の黄色を、
「まだOKだよ。でも、もうすぐ赤になるから行くなら早く行っちゃってね」
このように都合よく解釈している部分があります。
だから、交差点に入る直前に信号が黄色になっても停止しない人が多いのです。
決して褒められた運転ではないのですが、これが現状だと思います。

さて信号は赤。赤の下に右折車専用の緑の矢印が出ていました。
直進はダメだけど、右折する車だけは行ってもいいよというサインです。
やがて右折専用タイムは、もうすぐ終わりですと、
緑の矢印が消え、そして黄色に変わりました。
その時です。何を思ったのか前の車が急にアクセルを踏んだのです。
しかし、停止している状態からの発進だったので加速がききません。
あえなく左右から発進してきた車にブーイングのクラクションを鳴らされ、
すごすごバックで私の前、元の場所まで帰ってきたのです。

『あは〜ん、こいつ勘違いしやがったな』 私は思いました。
おそらく、ボウーッとしていたんでしょう。
そしてふと、前を見たら信号機は黄色。
「えっ、黄色? 俺は何をやってるんだ。赤じゃなくて黄色じゃないか、行けるんじゃん」
その黄色は、右折専用の信号がもうすぐ終わるという合図の黄色だったのに、
思わず反応しちゃったんだと思われます。
黄色はGOサイン。強くインプットされていたのでしょう。

しかし、1回の信号待ちの間に2回もバックで退散してくるって、
本人からすれば赤面ものの行動だったと思います。
私としては、なんとなく気持ちが分かるので思わず微笑んでしまいましたが。
信号が青になり、前の車は猛スピードで逃げるように走り去って行きました。
posted by 貞吉 at 21:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月30日

賃金の直接払い

給料は @通貨で A直接労働者に B全額を C毎月1回以上 D一定の日に
支払わなければなりません。 これを賃金支払いの5原則といいます。

「直接労働者にって言うけど、うちの会社は銀行振込なんだけど」
その場合、本人名義の口座以外に振り込むことは許されていません。
実際に銀行口座振込が大半を占めていると思われますが、
まだ、封筒に入れ「ご苦労様」なんて言いながら手渡す会社も多く存在します。
その場合、たとえば工場で働く未成年者がいたとしても、給料日に母親が、
「息子に渡すとすぐに使ってしまいますので、私が代理で受け取ります」
そう言ってきても渡すことは許されていません。
妻が「主人に渡すとギャンブル狂なので」と言ってきても、渡してはいけません。
あくまでも労働者本人に手渡すことが義務付けられています。
受け取りに来たのが、親でも、妻でも、法定代理人であってもです。

さて、この「直接労働者に手渡す」には例外が存在します。
取りに来た者が「代理」ではなく「使者」ならば、渡しても良いとされているのです。
「使者?」と思うのですが、深く学ぼうという気持ちは、まだ私にはありません。
現実的に、あまり有り得ないケースだろうと思われるからです。



「すいません。山本弘の給料なんですが。
本人、休んでいるんで、私が受け取りにきました」
ストライプのスーツに、色シャツは第2ボタンまで外され当然、ノーネクタイ。
首元にネックレスが見え、高価そうな腕時計。サングラスは手に持っています。
総務の人がおそるおそる対応します。
「山本くんの給料を、ですか? 失礼ですが、山本くんの御兄弟様ですか?」
「いいえ、違います」
「……そうですか、失礼しました。といいますか、誰であっても同じなんですが、
給料は直接本人へ、山本くんにしか手渡せないんですよ。
申し訳ないんですが、これは法律、労働基準法で決められていることなもんですから」
「私、山本弘の使者です」
「はい? 使者? 使者……ですか?」
「ええ、そうです。私は山本弘の使者です」

誰がどう見たって、使者と名乗る男は、タチの悪そうな金融業者です。
何も言えない総務担当者に使者を名乗る男が切り込んできます。
「使者なら、山本くんの給与を受け取れるんですよね。御存じですよね。
それこそ、おたくが今言っていた労働基準法で決められていることですから。
山本くん本人から、私が使者であることを証明する書面も受け取ってます」
出された証明書面は、端に拭き取られた後の血のようなシミがあり、
その他、色のないシミもいくつかあり、涙なのでは?と想像されます。
書かれてある文字はヘロヘロ。 印は印鑑と拇印の両方あります。

「本人、山本くんはケガをしちゃいましてね。今、家で寝てるんですワ。
どうしても現金が必要なので、あんたが、私ですけどね、取りに行ってくれと。
言ってみればお使いです。本人の意思の元に使わされた者ということです」
総務としては、こういう事態をシミュレーションしていません。
対抗する言葉が、手段が浮かんできません。
しょうがないので、拇印で捺印してもらい、給料を手渡すことになります。
「これから、給料日に山本くんはケガをして会社に来られないかもしれません。
その際は、私がまた使者としてやってきますので、よろしく頼んます。
彼をクビになんかしないでくださいね。これは法に乗っ取った行動なんですから」

翌日から、顔を腫らした山本クンは出勤し、それこそ黙々と工場で働きます。
そして半月が経ったころ、山本くんはまた会社を休みます。

「すいません。私、工場で働く山本弘くんのアパートで同居する者なんですが」
また、やっかいな者が来たぞと総務の給与担当者がでてきます。
半月ほど前に来た、使者と名乗る男とは別人です。
しかし、同じような身なりから、こいつも金融関係の者と察することができます。
あいつはいったい何社から借金を重ねているんだ、そんなことを思いながら、
「失礼ですが、どちら様でしょうか?」
「ですから、山本くんの所で面倒をみてもらってる者です。証明する書面もあります」
「そうですか。………で、どういったご用件で?」
「実は山本くん、ケガをしちゃいまして。病院へ行きたいから、給料日前なんですが、
給料の非常時払いの請求をしようと。半月分の既に働いた分の給与の請求です」

 【非常時払い 労働基準法 第25条】
  使用者は、労働者が出産、疾病、災害、その他厚生労働省令で定める
  非常の場合の費用に充てるために請求する場合においては、
  支払期日前でも、既往の労働に対する賃金を支払わなければならない。


私が将来、マチキンに手を出し、いよいよ首が回らなくなったら、
「使者」の定義を深く学習し、対応策を考えなければと思ってます。
posted by 貞吉 at 19:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする