2013年07月01日

年金 わずか1日の差

(夫)弘さん38歳、(妻)美奈さん35歳、(子)雄大くん6歳、(子)夏奈ちゃん3歳。

よくある家族構成だと思いますが、こういった家庭で、
妻の美奈さんが亡くなった場合、それが来年、平成26年4月以降ならば、
夫に遺族基礎年金が支給されることになりました。
今までは奥さんが死亡した場合、一般的に残されるのはご主人と子になるわけで、
この場合、遺族基礎年金の支給はありませんでした。

妻である皆様方、亡くなるのであれば、その辺のところを心の片隅に留め、
家族のためにも、平成26年4月以降、法律施行日以降にお亡くなりください。
平成26年3月31日死亡と平成26年4月1日死亡では雲泥の差となります。


シーンと静まる病室で医師が懐中電灯で瞳孔を確認します。
「平成26年3月31日、午後11時38分、山田美奈さんご臨終です」
普通なら遺族たちは、ワッと泣き出すところです。
その場にいる、美奈さんの御両親、美奈さんの弟、
そして残された子供たちの雄大くん、夏奈ちゃん。
思いっきり声を出して泣いちゃってもいいんだよ、というその時、
夫の弘さんの一声で、皆が泣くことを制されてしまいます。
「先生、何を言ってるんですか! 妻は、美奈は死んでなんかいません。
バカなことを言わないでください」
「………お気持ちは察します。しかし、心肺および脳の死が確認されましたので」
「妻は、まだ生きてるんです。ほら、ほら、私に今、何か話しかけてきてますよ。
なんだ、美奈、声が小さくて聞きづらいよ、なんだい? なんて言ったんだい?」
弘さんは、美奈さんの口元に自分の耳を近づけます。
美奈さんの言うことが確認できたのか、うん、うん、時折うなずいたりします。
医師は、キョトンとしながら弘さんの行動を見つめます。
「分かったよ。それがおまえの最後の望みなんだな、分かった」
顔を美奈さんから離し、そこにいた美奈さんの弟を向き、言います。
「健治くん、悪いんだが、美奈がイチゴ大福を食べたいと言ってるんだ。
こんな時間だけど、探して、事情を説明して、手に入れてきてもらえないか」
言われた弟の健治さんは、当然うろたえます。しかし、
手にお金を握らされ有無を言わさず、「さぁ急いで」と病室から追い出されます。

時計は午後11時42分を指します。
弘さん以外は医師を含め、皆、呆然です。何が起きているのか理解できません。
泣いていいものやら、あるいは弘さんに問いかけていいものやら、
状況が飲み込めないのですから無理はありません。
弘さんはベッドに横たわる美奈さんの両手をギュッと握りしめ、
「頑張れ、イチゴ大福買ってきてくれるからな、待ってろ、死ぬな、頑張れ」

汗をかいていない美奈さんの額をハンカチで拭いてあげたり、
話しかけられてもいないのに、何やら美奈さんに返事をしたり、
ポカァーンと見つめているだけの他の者が、話しかけてくる隙を与えません。

午後11時58分を指す時計をチラッと見た後、弘さんは看護婦さんに尋ねます。
「この時計、2分くらい遅れてませんか? 私の時計は12時をまわったんですけど」
「………いえ。電子時計なので遅れるはずはないと思います」
「あぁ、そうですか、じゃあ私の時計の方ですね、きっと進んでるんでしょう」
腕時計を付けている右腕を、意味もなくクルクル回したりします。

そして壁にかかった電子時計が0時を過ぎたとき、
「美奈! 美奈! どうした美奈! うわー、美奈!
美奈が平成26年4月1日に死んじゃったよ。美奈ぁー、美奈ぁー!
先生、………美奈が。………死亡確認をお願いします」
医師は、ご主人がどんな理由でこんな奇妙な行動を取ったのかは別として、
何がしたかったのかは、なんとなく察すると思います。
「………ご主人、それは出来ない相談です」
後から事情を知った親類等から、大ひんしゅく買うこと間違いなしです。



作り話とはいえ、人の死を茶化して書くのはどうかとも思いましたが、
子供の加算額を含めると、月額で10万円以上支給される遺族基礎年金です。
せめて法律の施行日、平成26年4月1日であって欲しいと願うのも無理はありません。

わずか1日の違いで受給できなくなる年金って結構あるんです。

中高齢の寡婦加算は夫の死亡時に奥さんが40歳以上であることが求められます。
40歳以上かどうかで、月額5万円近くをもらえるかどうかが決定されます。

未亡人となった奥さんが20歳代か30歳以上かの違いで、
遺族厚生年金が5年のみの支給になるか、生涯の支給になるかの違いになります。

妻が亡くなった場合の夫に対する遺族厚生年金ですが、
妻の死亡時、夫の年齢は55歳以上であることが求められます。
長い間看護婦として頑張ってきた奥さんが、自分が54歳の時に亡くなってしまえば、
奥さんが長年掛けてきた厚生年金の保険料はまったくの無駄になります。

人の死は突然やってくるもので、都合よくコントロールは出来ません。
愛する伴侶を亡くしたばかりの頃は、そんなお金のことなんか考えもしませんが、
でもようやく気持ちが落ち着いた頃、
1日の違いで本来もらえるはずだった年金が、もらえない事実を知ったら、
さもしいことかもしれませんが、なんとなく納得できないのではないでしょうか。

しかし、逆のパターンも考えられます。
「奥さん、亡くなったって聞きました。まだお若いのに。本当にご愁傷様です」
「はい、平成26年4月1日に息を引き取りました。でも、ラッキーだったんです。
私も後で知ったんですけどね、もし妻が1日前の3月31日に死んでたら、一銭も年金が」
満面の笑顔で、滅茶苦茶はしゃいで語り出したら、これまた大ひんしゅくです。
posted by 貞吉 at 20:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月08日

交差点での事故

ぼうーっとしながらの運転が、いかに危険なものかを身をもって知りました。
交差点の信号が赤になったので、車を停止させ待っていたのですが、
私が待たされている信号のすぐ先に、もう1つ信号があったのです。
先の信号も赤でした。私、ぼんやりと先の信号を見ていたんだと思います。
その先の信号が青になったのを見て、待たされている信号がまだ赤のままなのに、
発進してしまったのです。クラクションを鳴らされて事態に気が付いたのですが、
危うく事故を起こすところでした。


さて、20日ほど前になりますが、運転免許証の更新を済ませてきました。
運よくゴールド免許を維持できていたので、講習は30分で済みました。
その中で、交差点での事故の話を聞かされたのでお知らせします。

交差点での事故は、交通事故の4割以上を占めるらしいです。

たとえば、信号のない交差点で、
相手が一時停止義務を無視したか、見落としたかで突っ込んでくる。
普通に前を向いて直進していた車の方はたまったもんじゃありません。
こういった事故の場合、一時停止をせずに突っ込んできた車が全面的に悪い。
誰だってそう思うはずです。
しかし、講習の教官いわく、ぶつけられた方にも、過失責任が生じるらしいんです。
「交差点を直進しようとする場合、左右の安全を確認してから交差点に進入すること」
こういう決まりがあるらしいのです。たとえ本線、優先道路であっても、です。
講習の教官の話は続きます。
「相手に一時停止義務違反があっても、以上言った左右確認を怠ったという過失から、
一般的にぶつけられた方にも3対7か2対8の割合で、責任が生じることになります」
そりゃーたまらん。受講者が多少ざわついたのは、そう思ったからだと思います。

交差点へ入る直前に運転席から体を前に起こし、左右を覗きこむ?
「おっ、あの車、さては突っ込んでくる気だな」
そう思ったら、回避するために、交差点直前で停止する?
そりゃあ無理です。そんなことをしたら渋滞を引き起こすか追突されます。
それに実際のところ、交差点に入らないと左右は見えないはずです。
左右確認を充分に行い、横から突っ込んでくる車を見つける。
………見つけたのはいいとして、その後どうすれば?
事故の検証のときに、警察官に「左右をちゃんと確認しました」と主張しても、
「ちゃんと見ていたのなら事故は起きてないはずです」とか言われるんでしょうね。
そうなってくると打つ手はないじゃないですか。
運が悪かったと諦めるしかないのでしょうか。理不尽な話です。

教官の話はさらに続きます。
「もし、一時停止をせずに突っ込んできた車の運転手がお年寄りで、
この事故により亡くなってしまった場合、事故の責任割合は全く別の話として、
ぶつけられた方が、死亡事故においては加害者という立場になります」
おいおい、それってマジですか? 受講者のどよめきがそう言ってました。


ところでこの教官、我々に何が言いたかったのでしょうか。
なす術のない、対応のしようのない話を持ち出してきたわけです。
「免許証を持って、車の運転をしていてもロクなことはないですよ。
免許証を返上しなさい、バスを使った方がいいですよ」
そう言いたかったのかもしれません。

確かに歩行者から見たら車は凶器です。にも係わらず、
細い脇道から勢い余ってか、車道に飛び出して曲がって行く自転車もあります。
こういうのは半分、自殺思考者だと思うのですが、それでも悪いのは車になります。
運転している限り、ちょっとでも気を緩めると加害者になる立場なのですから、
ぼうーっとしながらの運転、これだけは気をつけるようにしましょう。


ちなみに免許証の写真、予想通りのひどい写真に仕上がっていました。
………5年間ですか。困ったもんです。
posted by 貞吉 at 21:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月12日

連れ子との養子縁組

鶴子さん26歳は2人の娘、鶴美ちゃん3歳、鶴花ちゃん1歳、を連れて、
再婚することになりました。お相手は42歳の既婚歴なしの男性です。
ナインティナインの御見合い番組で、よくありそうなパターンです。
簡単な式を挙げ、鶴子さんは入籍を済ませ、4人で仲良く暮らします。
ところが半年後、再婚相手の男性が突然亡くなってしまいます。

さて、月額にして10万円を超える遺族基礎年金は鶴子さんに支給されるでしょうか。
もし、2人の娘と再婚相手との間に、養子縁組の手続きがされていなかったのなら、
遺族基礎年金が支給されることはありません。
養子縁組の手続きをしておかないと、悲しみの涙が倍に増えてしまいます。


遺族基礎年金の支給を簡単に言うと、亡くなった被保険者に養われていた、
亡くなった被保険者の子がいる妻、あるいは亡くなった被保険者の子です。
(平成26年4月からは、亡くなった被保険者の子がいる夫も加わります)
亡くなった被保険者に子がなかったのなら、遺族基礎年金の支給はありません。


では逆のパターンです。龍子さん32歳が亀男さん35歳と結婚したとします。
亀男さん前妻とは死別で、亀太郎くん9歳と亀次郎くん6歳の2人の子がいます。
入籍後、子どもたち2人とも、良くなついてくれて、4人で楽しく暮らすのですが、
ある日、亀男さんが交通事故で亡くなってしまいます。

さて、月額にして10万円を超える遺族基礎年金は龍子さんに支給されるでしょうか。
この場合は養子縁組の手続きをしていなくても遺族基礎年金は支給されます。
もちろん、今後も亀太郎くんと亀次郎くんの面倒を見ることが前提になります。


マトメ。 自分の入籍ばかりで、子の養子縁組をするのを忘れていた場合、
@ (A男)と(B子・子)の場合でA男が亡くなったら、遺族基礎年金は支給されない。
A (A男・子)と(B子)の場合でA男が亡くなったら、遺族基礎年金は支給される。

この場での目線は死亡したA男です。
@の場合は、A男から見て妻はいますが、A男自身には子はいません。
妻に子はいたかもしれないが、亡くなった被保険者に子はいなかった、とされます。
対してAの場合は、被保険者であるA男から見て、子がいます。妻もいます。


さて、残された亀太郎くんと亀次郎くんを、今まで通り面倒を見る龍子さん。
遺族基礎年金は支給されたけど養子縁組をしておかないと戸籍上親子とは言えません。
亀男さんの死後に、残された子どもたちと、していなかった養子縁組をしたらどうなるか。
養子縁組は相手を間違えると失権しますので慎重にしなければなりません。

私、今まで遺族基礎年金のテキストで理解できなかった箇所がありました。
「子が、妻以外の者の養子となったとき」 テキストに書かれてあったのですが、
何を言ってるのかサッパリでした。妻以外の養子と書いてあるけど、じゃあ、
「妻の養子になる」ってどういうことだ? どういう状況がそこにあるんだ?

目からウロコです。
亡くなった亀男さんの妻が、亀男さんの子どもたちと養子縁組することだったんです。
「子が妻の養子になる」まさに、このことを指していたんです。
もちろん、減額も支給停止もなく、変わりなく遺族基礎年金は支給されます。


今度は正式に母となってくれた優しい龍子母さんが、亡くなってしまったら。
亀太郎くんと亀次郎くんに遺族基礎年金が支給されることになります。
子ども2人だけでは生活できませんので、
亀男さんのおジイちゃん、おバアちゃんに引き取られることになります。
この状況でも、2人には月額で8万4千円ほどの遺族基礎年金が支給されます。

おジイちゃん、おバアちゃんからしても、決して楽な年金生活ではありませんから、
2人がもらうことができる遺族基礎年金は、それなりに増える家計を助けてくれます。
おジイちゃん、時間はあるので遺族基礎年金を調べて勉強するわけです。
「なになに、直系血族との養子縁組なら遺族基礎年金は失権しない、か。
ワシたちは亡き息子亀男の親なんだから、まぎれもなく直系血族だよな。
なになに、生計を同じくするその子の父もしくは母があるときは支給を停止する、か。
父、母は死んじまったよ。ワシたちはジイちゃん、バアちゃんだから関係ないな」

一通り調べ終え、今後の2人の子どもたちのことを考えたうえで、
亀太郎くんと亀次郎くんと養子縁組することを決めます。

さて、養子縁組の手続きを終えたあと、遺族基礎年金の振り込みが滞ります。
おジイちゃんがしびれを切らして、年金事務所に電話でその理由を尋ねると、
「養子縁組をされたということで、あなた様方、おジイちゃんとおバアちゃんのお2人が、
亀太郎くんと亀次郎くんの正式な父親、母親となったわけです。という理由から、
生計を同じくするその子の父もしくは母があるときは支給停止、となったわけです」

ジイちゃん、バアちゃんと養子縁組すると、今までのジイちゃん、バアちゃんは、
父ちゃん、母ちゃんに変わるって盲点のような気がしませんか?


子が遺族基礎年金を受給することになった場合ですが、
【生計を同じくする、その子の父もしくは母があるとき、その間は支給停止】
母親が亡くなったら、子に遺族基礎年金が支給されますが、
父親と一緒に暮らすのが一般的であり、その場合は支給停止となります。
父親が亡くなったら、本来、子のある妻、つまり母親に年金が支給されますが、
母親が収入要件で受給権を得ない場合、子に遺族基礎年金が支給されます。
しかし、母と一緒に暮らすでしょうから、その場合も支給停止となります。
要は、遺族基礎年金を支給しなくても大丈夫でしょう、という状況です。
※平成26年4月に改正されるかもしれません。
posted by 貞吉 at 00:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月16日

甲子園 1校の格差

第95回全国高校野球選手権大会、各地で地区予選が始まっています。
甲子園を目指す今大会の参加校数は全国で3,957校らしいです。
この中から地区予選を経て49の代表が勝ち名乗りをあげてくるわけです。

さて、選挙区での1票の格差が問題になっていました。2.43倍の格差です。
自分が投じた1票は、他のある地区と比べると2.43分の1の重みしかない、
そう文句を付けているわけです。これは有権者全員が投票した場合であって、
まずは投票率を上げること、近くにいる若者に投票を促した方が早いと思います。

それはさておき、高校球児。
代表をかけた戦いに、1校の格差が存在するのではないでしょうか。
神奈川県では190校から1校の代表。
鳥取県では25校から1校の代表。
なんと、7.6倍もの格差が、そこにはあります。
夏の地区予選。 神奈川県の高校球児たちは何故、訴え出ないんでしょうか。

桐光学園のエース松井くんは、プロのスカウトも注目する投手ですが、
桐光学園は神奈川県にあるので、日本一の激戦区を勝ち抜かなければなりません。
本人いわく「神奈川地区予選で7連勝、甲子園を含めると13連勝しないと優勝できない」
目先の甲子園出場を果たすためには、まず7連勝が求められるのです。
だったら、地区予選が32校の県の場合は? 甲子園に行くには5連勝が必要です。
参加校数が多いと7連勝。参加校数が少ないと5連勝。 
………なんだ、たった2つ多く勝ちさえすれば、いいわけか。
いやいや、そういう問題ではありません。7.6倍の格差ですから。

実際に、甲子園に出場したいと強く思う選手は、この格差に目を付けます。
家族と東京で暮らしながら、鳥取の全寮制の高校に進学。東京の高校より、
鳥取の甲子園常連校に進学した方が甲子園に行ける確率が高いからです。
悪いことだとは言いません。他の事情があるかもしれないので何とも言えません。
楽天のエース田中将大投手も、兵庫県出身ですが、
甲子園には北海道の代表、苫小牧高校から出場を果たし大活躍しました。
そんなケースはいくらでもあるみたいです。
茨城県の代表校でありながら、茨城県出身の選手が1人もいない。
こんなケースが昔、実際にあったような気がします。
こうなると、「我が県の代表校だ、応援しよう」という気持ちは薄れてきます。
ならば「各都道府県から代表校を選出」ここに執着する意味はないかもしれません。

参加校数3,957校÷代表49校=80.76校。 
代表を49校(東京・北海道のみ2校の代表)のままに維持するなら、
せめて予選で75校〜85校のブロックで争うのが妥当ではないでしょうか。
ちなみに福島県の参加校数は83校ですから、極めて適切な校数です。

どう考えても多いと思われる神奈川県、愛知県、大阪府は2校ずつに増やします。
対して、そりゃあずるいよ、と思われる参加校が少ない県は、たとえば、
鳥取県の代表校と島根県の代表校で甲子園出場をかけて最終決戦。
鳥取と島根を合わせても、まだ1校の格差が解消されなければ、
少し離れた地域になりますが福井県を加えて、鳥取、島根、福井の三つ巴戦。
富山県と石川県で1校。沖縄県は佐賀県と合わせて1校。どんどんまとめちゃいます。
でも、うまくまとめないと、
「1回の裏、横浜湘南高校の攻撃です。1番、センター、知念くん」
「2番、ショート、島袋くん」
「3番、ファースト、与那嶺くん」
沖縄、佐賀の代表になるより、神奈川に転校した方が有利、
今度は、そんな事態になってしまうのかもしれません。
神経質に1票の格差、1校の格差を解消しようとすると、非常に難しいようです。

越境入学は他県の高校から中学時代に「ウチの高校に来ないか」とスカウトされた。
こういうケースが実際は多いんでしょうね。

でも、
「父さん。僕、鳥取県にある高校の野球部に入りたいんだ」
まだ中学生でありながら、この結論を自ら出したとすれば、見上げたものです。
周りに知っている者はいない、初めて行く場所、初めての寮生活、
不安だらけのうえで結論を出したとすれば拍手です。
絶対に甲子園に出場して、活躍して、プロのスカウトの目に留まってやる。
一途に夢を追いかける少年に対し、非難することはできません。

ともあれ、日々、練習を怠ることなく実力を付けていかないことには、
甲子園どころか、レギュラーにさえなれないのです。
3,957校の高校球児の皆様、暑さに負けず、精一杯頑張ってください。
posted by 貞吉 at 19:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月23日

国民年金の免除制度

7月1日から、むこう1年間の国民年金保険料の免除申請受付が始まっています。

昨年平成24年の4月から平成25年の今日までの間に離職した事実のある方は、
自分の所得は0円で計算してもらえます。
配偶者がいれば、また世帯主が父親という場合は、自分の所得を除いた、
配偶者と父親の合計額で、免除できるかどうかの審査となります。

普通に納付できる余裕があるのなら、納めるにこしたことはありません。
しかし、国民年金の保険料の未納だけは避けた方が良いかと思います。
今現在、余裕がないなと思う方は取りあえず免除申請をしてみましょう。

未納にしておくと、「うりゃ、金払え」としつこいくらい督促状が送りつけられます。
免除が認められると、承認のハガキが1枚来て、それ以降は何も言ってきません。

未納だと、2年以内に滞納した分を納めないと、特例が出ない限り納められません。
免除だと、10年以内に追納として納めることができます。

未納期間が長期に渡ると、障害や遺族の年金が支給されなくなります。
免除期間は、納付済み期間とみなして計算してくれます。万一の時は安心です。

未納のままになると、当たり前ですが、その期間の年金計算額は0円です。
免除だと、仮に10年以内に納めることが出来なかった場合でも、半額もらえます。

1ヶ月だけ全額免除を受けた場合、将来もらえる年金は月額で68円減ります。
ちなみに1ヶ月の未納の場合、将来もらえる年金は月額で136円減ります
もし1年間、全額免除を受けたら、将来もらえる年金は月額で816円減ります。
ちなみに1年間の未納の場合、将来もらえる年金は月額で1,632円減ります。
まず有り得ない話ですが、20歳から60歳になるまでの40年間、
すべての期間を全額免除が認められた場合、40年間、1円も保険料を納めずして、
40年間、1ヶ月も欠かさずに納めた人の、半分の額の年金が支給されるのです。

さて、中途半端な説明はこれくらいにして、私が言いたいのは、免除申請の際、
「全額免除の項目に丸を付けてならない」です。
申請書の右上に5つの申請区分が書かれています。
@全額免除 A若年者猶予 B3/4免除 C半額免除 D1/4免除 です。
できれば中途半端な免除じゃなくて、スパッと全額免除にして欲しい。
その気持ちは分かるのですが、ここは、どこにも丸を付けてはいけません。
審査の結果、
「う〜ん、この方は全額免除は無理だけど、3/4の免除なら可能だな」
3/4免除ですと、月に3,760円納めればよいことになるのですが、
全額免除に丸を付けて申請したばかりに、
「おや、この方は全額免除してくれないなら、免除なんてしなくていいと言ってるぞ」
全額免除に付けられた丸を、こう解釈するのです。
つまり、全額免除に該当するかどうかだけの審査となってしまうのです。
たぶん今でも変わらず、そういうシステムになっていると思われます。
融通が利かないというか、不親切というか、考えれば分かるだろう、と思うのです。
「今、お金に余裕がない。だからできれば全額免除にして欲しい」
そんな気持ちの表れから、全額免除の項目を丸で囲んでいるのだと思うのです。
そういった被保険者の気持ちをおもんぱかることなく、無下に突っ返す。

社会保険事務所時代は保険料の納付率をあげるため、
頼んでもいないのに、担当者が勝手に全額免除にしてくれていました。
しかし国庫負担があがった現在、財政的にみれば、
なんの手続きもせずに未納でいてくれる者に対しては、国庫負担は0て済む。
これが未納ではなく全額免除となると、「こいつ1円も保険料を払ってないんですよ」
それなのに、全額納めている人と同額の国庫負担が生じることになるのです。
「保険料は忘れずに納めましょう」なんて言っていますが、
これは政府が厚労省が体裁を保って言ってるだけではないでしょうか。
目先でなく、長期的にみたとき、国民年金という制度は残すけれど、
できれば国民全員が未納者になれば、国庫負担がなくなる。
そんなことを思っているのでは?

ちょっとひどく言いすぎましたが、皆様におかれましては、
せっかくの国の援助を無駄にしないためにも、免除制度を活用しましょう。
posted by 貞吉 at 21:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月30日

食のコメント

某番組でレポーターたちが言っていたコメントを、私なりに分析してみました。

「何度か食べたらクセになりそうな味ですね」
  何度か食べたらという、あくまでも仮定の話を持ち出してきました。
  しかし、言っている本人は「誰が二度と食うか!」そんな顔をしていました。

「おそらく、好きな方にとっては、たまらない味でしょうね」
  「好きなヤツがいたらの話であって、んなヤツおそらくいないと思う」
  数回、口にして頷いてみせたのは、「うん、絶対にいない」そう思ったからでしょう。

「ワイルドな味っていうのかなぁ」
  上目使いで言ったこのコメント。何かを考えているようでした。
  腹を空かしたイノシシは、これを食うだろうか、そんなことを考えていたのでしょう。

「私、生まれて初めて出会った味ですよ、この味」
  なにか訴えるかのような眼差しは、「できれば、最初であって最後であって欲しい」
  そんなことを願ってのコメントだったかもしれません。

「しかし、ボリュームがありますねぇ」
  実際には量は多くなかったので、「おい、このまま食い続けたら、この場で吐くぞ」
  あるいは、「ここまで頑張って食ったんだから、許してくれ」のどちらかでしょう。

「他の者には真似のできない味付けですよね」
  キッパリと言い切った感のある、このコメント。、
  「真似したいなんて思うヤツがいるはずがない」そう思ったからでしょう。

「一見、高級なウニかと思いましたが、食感があるんですね」
  食感がある、という表現は有りなんでしょうか。今日は天気ですと似ています。
  「うまいこと体裁は保ってるけど、なんだよこれ、臭いも味もゴムじゃねぇか」

「おや、まだ新しい料理が出てくるんですか」
  ちょっと怒った風な顔を見せました。
  「おい、おい、ふざけんなよ。これは罰ゲームかドッキリか」そう思ったのでしょう。

「おお、こりゃあ手ごわそうな盛り付けですね」
  ちょっと意味不明だったのですが、決して褒め言葉ではないような気がします。
  というより、もう無理、心が折れてしまう自分に対する言い訳かもしれません。


「口の中で溶ける」、「外はサクサク、中はふんわり」、「じゅわーっと肉汁が」
もう、この辺のコメントは使い古された感があり、
今さら使っているレポーターは猿まね、二流と思われても仕方ありません。
ちょっと奇抜なコメントでないと、人が食うのを見るだけのこっちは満足しません。
出来ればですが、相手を思いやって「まずい」とは言わないまでも、
言葉で包んで隠しているけれど、露骨に伝わってくるようなコメントが欲しいです。

「今日はレストランでは味わえない家庭の味と言いますか、ズバリおふくろの味です。
いやぁ〜、でてきましたね。お母さん、この物体は一体なんですか?
これって食べ物ですよね、食べても大丈夫なんですよね。
じゃあ、勇気を出して口に入れて見ることにしましょう。うわー、緊張するな。
………お母さん、これどこかの店で出してもらいましょうよ。
いや、そういう意味じゃなくて、お金を取れるかどうかは別として、これ食べたら
怒りだす人もいるかもしれないけれど、大笑いする人もいると思うんだよなぁ。
どんな反応をするのか、私、1日中見たくなっちゃいましたよ。
ありがとうございました。ええ、もう下げてもらって結構です。臭いがきついんで」

村野武範さん、山下真司さんは、きついことをサラリと言ってのけたので大好きでした。
posted by 貞吉 at 21:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする